在職時代、勤続記念で貰ったミノルタのAPEX105カメラであるが、2度目の故障でお蔵入りし、その後登場したデジカメに主役の座を奪われ再び表に出ることがなくなった。その不遇な生涯は最初の故障した折に1万数千円の高額な修理を取られた事は仕方ないが、修理後1~2年で再び故障してしまったこと。
記録媒体がフィルムから電子化されるデジカメの便利さが、再び高額な修理代を払ってまで蘇生させる気になれず、撮影機能を果たさない只の空気箱のまま放置されたままであった。狭い我が家のたたずまい「此れ捨てるけど」と言われても、単なるコレクションとしての価値しかないものを何時までも手許に置くわけにもいかず、ためらいもなく廃棄物処理へ・・・。でもせめての供養として、最後の記念写真をデジカメで撮って別れを告げた。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます