春夏秋冬ライフ

四季の変化に向き合い、目の前に起きる様々な出来事を目の丈で追ってみた。

多摩平の楽天天国

2014-08-03 11:19:00 | 多摩の四季
多磨平団地の建物が一掃され数年経つが、空き地は大きく
伸び放題の雑草で生い茂っている。


この広大な土地に半年間やぎが投入された。
今までは無かった試み、こんな所にやぎの群れが
奔放に雑草をむさぼり食べている。
広い一角に柵が施され、遥か離れた所で群れなし、
殆ど人との接触はなく、何の干渉もなく自由奔放
に暮らしている。

雑草刈りに煙を吐き出し、我が物顔で大きな爆音
をたて、たっぷりガソリンを飲み込むエンジンに
取って代わる大胆な雑草刈りである。
益々高騰する化石燃料を使わず、有害なCO2も出
さず、静かにたっぷり時間をかけ、
ひたすらやぎの食にかけ、地球に優しい雑草刈り
の環境対策である。



やぎの群れが、奔放に雑草をむさぼり食べている。

そんな動物の姿が手短に見えることが、口コミで伝わって
いるのか、車でやってきて、周辺は賑わいを見せている。
小さい子供達も、目の前のやぎの姿に
目を輝かし、やぎの動きを追っている。



雑草が深々と生い茂り、広漠とした所で普段、
何もないところであるが、柵越えの突如の
動物園誕生に賑わいを見せている。

広い一角に柵が施され、人もおらず
天敵も居ないことから、のんびりと自由奔放である。
毎日の生活の中、息苦しくさえ思える社会に
何時も追い立てられ、殺伐とした毎日であるが
その奔放な姿が、実に新鮮に目に映り
癒される。


色つやを感じる真っ白な体、雑草をむさぼり
時には顔上げ、のんびりと見回す姿は
警戒心もなく、時を忘れ、平和な空間である


広大な土地、食いつくした雑草は平坦化された
中、群れなす集団もいれば、群れから離れ、
大きな巨体に背丈以上の雑草に、埋めているものも、あり。
柵に近いが、人の気配も全く無視、
仲間からの疎外か、群れとの関わり合いが鬱陶しいのか?
全くマイペースである。

のんびりした群れなすやぎの姿に、殺伐とした
都会の中でゆったりした自然の風情が確かめられる。
中かなその所在は判らなかったが漸く、その姿
を見ることができた。

♪♪・・・♪
緑の丘の 赤い屋根 とんがり帽子の 時計台
鐘が鳴ります キンコンカン メイメイ小山羊も 鳴いてます
風がそよそよ 丘の上 黄色いお窓は おいらの家よ

こんな古い歌がふと掠める

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