朝5時代、真っ暗闇に家を出る。
年を通じての修行僧の勤め、日が短くなったが、家に出る時間はあまり変えていない。その分、今の時期は真っ暗な闇の世界である。
温度は一気に下がり、2℃迄下がり、北海道や日本海も雪の報も聞こえる。
ついこの間まで、暑い暑いと思っていたが 台風を堺に極端な気温の変化、一気に下がってしまった。
これでもか、これでもかと暑さに追われ、まさかこんなに早く寒くなるとは思っていなかった。
秋の季節を感じないまま、夏から、一気に冬モードになってしまった。
熱帯地から急速な寒冷地へ、環境の変化に、流石、順応出来ない。
再び使う事もあるまいと扇風機を掃除して、片づけたが、間を置かず、石油ストーブを出している。
~朝散はやがて高台に出る。周辺は未だ真っ暗で、所々照明の明かりが見える。この真っ暗な闇の世界から、徐々に空が青く、東の方から朱色に変わり、煙突、高層建物、ゆらぐ煙のシルエットが実に美しく、目に入る。
寒さが一段と増すなか、澄んだ空気が、何処までも眺望を確かめられる。
真っ赤な空から、徐々に日が昇り始め、家に着く6時ころは、ようやっと明るく、朝を迎える。
そんな寒い思いをして、出て行くと普段見ている世界が、丸で異境な舞台に居るようで、時間を追って劇的に変わって行く。
闇の世界に揺らぐ光が徐々に近づいてくる。携帯ライトを付けた老夫婦であった。
健康志向で後押しされ、駆り出されて居るのであろうか、奇人変人は"じじい"だけではなかった。
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