春夏秋冬ライフ

四季の変化に向き合い、目の前に起きる様々な出来事を目の丈で追ってみた。

買い占め、買いだめ

2011-03-13 16:57:00 | 天災襲う
◇災害情報にライフラインの確保
TVから連日流される災害情報。濁流の中、車と船舶が一緒に流される。石油コンビナートから真っ黒の黒煙と猛烈な勢いの炎。次から次へと、もの凄い悲惨な画像が流される。
こんな画像にせき立てられ、ライフラインの確保に狂ったように皆走る。
何時ものように、生協に一週間分の買い物に出るが、駐車場が満タンで順番待ちを強いられる。こんな混雑は暮れ以来である。
なんてことだ、何時もある商品は棚から、既に無くなっている。納豆、水、牛乳,パンETCが先読みで買いだめである。
レジで物凄い行列、しかも、一人一人が山のように、ショッピングカー商品で満載である。

何時ものガソリンスタンドへ行くと、ガソリン入れの車で道は凄い行列である。
リビア始め中東の内乱などで既に高騰していたが、この地震で石油コンビナートの火災で更に拍車をかけた。
ようやっと順番が廻ってきた。本当かどうか、判らないが、給油スタンドに「品切れ」の張り紙が貼られ、4本あるスタンドが1本に絞られている。
何時もの通り、「満タン」と言ったら、「1000円(約7liter)の限定売り」と言われてしまった。次々くる給油待ちの車の状況から、やむ得ないことである。
帰宅後ガソリンスタンドからメールが入り「ガソリン完売に付き、暫く閉店」の連絡があった。もはやこんな状況に追い込まれている。戦後の混乱を思わすような、状況になるのであろうか・・・。

◇商品だな米の姿が完璧に消えた
地震以来、商品の欠乏が日を追って激しくなってきた。納豆、ヨーグルト、パン更に米にまで及んできた。何処の店へ行っても商品だな米の姿が完璧に無くなっている。まさかと思ったが、類が類を呼び、米まで買い占めが走っているのだ。


◇米屋求め大混乱
「米を求めて何千里!!」ではないが、普段行った事の無い米専門店にたどり着いたが、シャッターが降りているのに、既に長蛇の列に、たじろいた。まあ諦めることないと、大型店舗にに行けば何とかなるだろうと、行ってみたが、やはり棚はカラッポであった。


◇狭い路地で忍の待ち
何んということだ、読みが甘かった、再び元の米屋に戻り、列の最終尾についた。シャッターは開いているのに、列が全く動かない。

個別に注文受けてから、精米し、計量して袋詰めをしているのである。4~5人総かかりで一生懸命やっているが、1人裁くのに、数分かかり、中々進まない。一向に進まない行列に、行列途中で、打ち切り~なんて、ならないか、心配したが、それは無かった。
狭い路地、一向に進まぬ行列に、皆いらだつ。じっとしていられないのか、列を離れ、ウロチョロする気短なおばさんも、何でこんなことにと、周りに愚痴をこぼす。お互いさまだあ、静かにしてくれと言いたいが、じっと我慢の子であった。

◇行列が渦巻、殺気立つ
やっと、店内にしかし、中も行列が渦巻いている。こんな行列に足が不自由な老婆が電動車に乗ってじっと耐えている。食うために、助けの手もなく、自らハンデを背負って、行列の渦に入らなければ、ならない。気の毒であるが、手の施しようがない。
ようやっと、店員の前へ、注文して支払いを済まし、袋詰めを待つ。袋を受け取ろうとした矢先、列の背後から、ぬっと手が出て、店員に諫められた。
焦る事は無いのにと思うが、いらだちは極度に達した。

並んで1時間20分漸く、米を入手出来た。

買い占めをやめようなんて、ラジオで唱えているが、一向に冷めやらない。こんな時期だからこそ、備えておこうと、歯止めがかからず、仁義なき戦いは際限なく、続けられている。
地震から生まれた大混乱、原発のメルトダウンの危機は未だ見通し断たない。未曽有の混乱は先が見えないまま1週間たってしまった。

驚愕、この世の終わりかと思えた

2011-03-12 11:27:00 | 天災襲う
1昨日はゆったりした動きに目眩と思えたのが東北沖地震の始まりであった。
それが大地震の予知とは全く思えなかった。11日14時45分頃、2階で余りの激しい揺れにTVをの前に張りついたが、揺れは止まらず、船酔い状態であった。そのうちに棚 本棚から載せたものが音を立てて落っこちてきた。壁に掴まりながら、この長い揺れが実に長く、生きた心地がしなかった。
地震後、ライフラインの電話やインターネットが繋がらない。「何処だ何処だ」と調べたら電話回線と繋ぐ、ターミナルが落っこちた衝撃で「回線断」のエラーが出ている。コネクターの差し込みを何回やってもだめ、底部の設定スイッチを操作して、ようやっと原因が掴めた。この間、約2時間、近所の奥様から、電話不通に心配の余り、駆けつけて頂いた。
こんな折りに女将が都心に出かけ、足止めを食らう。電話はだめ、携帯メールも繋がらず、夜中にようやっと、連絡が取れ、お互いの生存を確認出来、泊まり場所確保で一先ず安心。

翌日、肝心要の中央線の電車が止まったままであった。
休日ともあって、何れ走るだろうと、のんびり諦めている客と予定を組んでいた集団の生徒など駅舎は人の渦でごった返していた。
突然の自然災禍に駆り出された駅員が、見通しの断たない先行きに、一生懸命、説明対応に追われていた。


昼近くになって、突然の災禍に巻き込まれ疲れきった女将が漸く帰ってきた。
回線混雑で携帯は繋がらない、でも最低のホットラインのメールはタイムラグがあっても、何故繋がらない?。
色々調べたら、何と迷惑メールの設定で、当方のメールアドレスが弾かれていたのであった。何時も近くに居るだけに、そんなホットラインも繋がらず、1日半の空白が生まれた。
突然の自然の災禍が色々、教えてくれた。
テレビから伝わる、東北地方太平洋岸の災禍、是れ程の広域に広がることも、総て想定外の出来事であった。

ようこそ松崎家の世界へ

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