「今年も山菜のてんぷらを食べに行こうよ」と誘いの電話。
大好物なんです。とりわけ蕗の薹。
栽培のタラの芽、輸入のワラビなどが出回っていますが、ここだけは本物と信じて里山の宿へ出かけています。
蕗の薹はフキが地上に芽を出したばかりの花茎。冬眠から醒めた熊が最初に口にすると聞きました。やっぱり春の使者。
歳時記には、蕗の薹の例句も数多く出ていますが、教えられたのは、「蕗のしゅうとめ」という呼び名。
「蕗のじじい」とも呼ぶそうです。
花茎が伸びきり呆けて、食べごろを過ぎた様子を表していて、成る程と感心しました。
・ 日陰にて蕗のしゅうとめ姿よき 香燿子
・ 路地裏の蕗のしゅうとめ立ち話 光晴
大好物なんです。とりわけ蕗の薹。
栽培のタラの芽、輸入のワラビなどが出回っていますが、ここだけは本物と信じて里山の宿へ出かけています。
蕗の薹はフキが地上に芽を出したばかりの花茎。冬眠から醒めた熊が最初に口にすると聞きました。やっぱり春の使者。
歳時記には、蕗の薹の例句も数多く出ていますが、教えられたのは、「蕗のしゅうとめ」という呼び名。
「蕗のじじい」とも呼ぶそうです。
花茎が伸びきり呆けて、食べごろを過ぎた様子を表していて、成る程と感心しました。
・ 日陰にて蕗のしゅうとめ姿よき 香燿子
・ 路地裏の蕗のしゅうとめ立ち話 光晴