今年初めに八丁蜻蛉を見たのは、東山植物園の合掌造りの東にある湿地。その後、海上の森の湿地でも見かけている。これから十月ごろまで世代交代を重ねて出現し私たちを楽しませてくれる。日本産のトンボ類では最小で16~21mm。これは世界的にも最小に
近いそうだ。雄は成熟すると全身が全身が真っ赤になり翅の付け根がオレンジ色で美しい。雌は茶褐色に黒の筋がありじっくり観察しないと見つからないほど地味で目立たない。
ハッチョウトンボの別名はコアカネである。江戸時代の草本学者大河内存真がシーボルトに贈った「蟲類写真集」に「矢田鉄砲場八丁目にのみ発見せられ」と、このトンボについて記録されて以来ハッチョウトンボと呼ばれるようになったという。(山と渓谷社ポケットガイド水辺の昆虫)
広辞苑では「尾張の国矢田の川原の八丁畷に多数生息したのでこの名がある。多少違うが現在の東区矢田町辺りである。身体が小さいので縄張りも小さく1㎡もない。飛んでもすぐ以前の場所に戻ってくるから観察しやすい。 一度は探して見てほしいトンボである。
蜻蛉や村なつかしき壁の色 蕪村
洞然と大戦了り赤蜻蛉 瀧井孝作
赤蜻蛉まだ恋とげぬ朱さやか 佐野青陽人
近いそうだ。雄は成熟すると全身が全身が真っ赤になり翅の付け根がオレンジ色で美しい。雌は茶褐色に黒の筋がありじっくり観察しないと見つからないほど地味で目立たない。
ハッチョウトンボの別名はコアカネである。江戸時代の草本学者大河内存真がシーボルトに贈った「蟲類写真集」に「矢田鉄砲場八丁目にのみ発見せられ」と、このトンボについて記録されて以来ハッチョウトンボと呼ばれるようになったという。(山と渓谷社ポケットガイド水辺の昆虫)
広辞苑では「尾張の国矢田の川原の八丁畷に多数生息したのでこの名がある。多少違うが現在の東区矢田町辺りである。身体が小さいので縄張りも小さく1㎡もない。飛んでもすぐ以前の場所に戻ってくるから観察しやすい。 一度は探して見てほしいトンボである。
蜻蛉や村なつかしき壁の色 蕪村
洞然と大戦了り赤蜻蛉 瀧井孝作
赤蜻蛉まだ恋とげぬ朱さやか 佐野青陽人