575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

匂をコトバで    遅足

2008年07月30日 | Weblog
東海シニア自然大学の講座で、
春日井少年自然の家に行ってきました。
名古屋から車で一時間たらずの場所で、緑が一杯。
木陰に入れば涼しい風もあり、とても良い所です。

今回の講座は「森と遊ぶ」。午前に講義、午後実習。
いろいろな楽しみ方がありますが、
なかに俳句を使った楽しみ方がありました。

「森の句会(俳句で俳句)」
季語も575の気にしない。
好きな場所をさがして、ゆっくりと身を置く。
感じたことを俳句にする。
完成にいたらなくても、表現することで
感じ方が変わったかどうか?がポイントだとのこと。
これは子どもたちと森で遊ぶ時に有効な方法の一つだそうです。

    

今回は俳句の授業はありませんでした。
その代わりに「匂」を森の中で探し、コトバで表現するという課題。

5人で挑戦しました。
ウツギの花は「甘い」
コナラの樹液は「甘酸っぱい」
リョウブは「プリンセスの香り」
キノコは「土に還るニオイ」
アカメガシワは「夕焼5分前の匂」
・・・

匂を表現する言葉は、案外少なく、とてもムツカシイ。

一度、兼題で「匂」を詠むのに挑戦しませんか?

   



コメント (1)
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