575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

画家のことば    麗

2010年04月29日 | Weblog
先日メナード美術館で熊谷守一の絵に出会いました。
シンプルで飾り気のない油絵が気に入り、
ネットで調べてみると
なんと岐阜県付知の出身で地元に「熊谷守一記念館」があるとわかり
行って来ました。

熊谷さんの好きなものは「極早春の山の木の芽、野草野鳥、刀、鍛冶や、たき火」
などなど。。
勝手な感覚ですが熊谷さんの絵には俳句の世界と共通する明快さがあります。
風変わりな生活ぶりも気取らない容貌も魅力いっぱい。97歳まで絵筆をとりました。

ドライブがてら是非出かけてみて下さい。
「絵でも字でもうまく書こうなんてとんでもないこと」とおっしゃる言葉も耳の痛い話です。
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山清水幾つかの音見え隠れ     朱露

2010年04月29日 | Weblog


      雨上がりの午後赤岩寺を歩く。
      山桜は散ったが八重桜は爛熟。
      水音が激しいのは午前の雨だ。
      この水を抱えては山は保たぬ。

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