巨木が坂の上に現れる。
木遣りがうたわれ、斧が綱を切断すると、
人を乗せた巨木は一気に坂を落ちてゆく。
7年に一度の諏訪の大祭、御柱祭のハイライト「木落し」です。
4月の上旬。遊びにいった時が、ちょうど
下諏訪社の木落しの行われた時でした。
下諏訪社は春・秋の二社あり、合計8本の御柱が
山から切り出されて木落しが行われます。
朝から現地に向かったのですが、
沢山の観光客が詰めかけて、途中で通行止め。
木落しは見物出来ませんでした。
しかし、地元のケーブルテレビ局が3日間の祭を生中継、
8本のすべての木落としを楽しみました。
御柱は、じつに色々な落ち方をします。
一番最初の御柱は一直線に坂を駆け下りていきます。
乗っていた人も転がり落ちることなく無事ストップ。
この間、10秒もありません。
それ以外の御柱は、みな一度、止まったり、止まりかけたり。
そこから再び勢いを増して落ちて行きました。
(安全のために今年から坂の勾配を修正したそうです。)
最後の御柱は、坂の上に顔を見せてから
木落しまで、予定を1時間以上遅れました。
落ちていく時も、右に揺れ、左に揺れて、
乗っていた人は皆、振り落とされてしまったのです。
御柱にも、ひねくれものもあるようです。
最後の御柱は、背骨が曲っていて、上手に落さないと
怪我人や死者が出る可能性があり、
慎重な準備に時間がかかったのでしょう。
綱切って神の柱を落しけり
人の声和せば落ち行く御柱
御柱落として山を喜ばす
山出しの終った8本の御柱は、広場に安置されます。
およそ一ヵ月後に里引きが行われて、氏子たちが
太綱に自分で持ってきた小さな綱を結び
木遣りにあわせて社まで引いていきます。
これは5月です。
それまでは御柱は休息の時間。
御柱休みたまえと田を起す
思いがけない旅となりました。
木遣りがうたわれ、斧が綱を切断すると、
人を乗せた巨木は一気に坂を落ちてゆく。
7年に一度の諏訪の大祭、御柱祭のハイライト「木落し」です。
4月の上旬。遊びにいった時が、ちょうど
下諏訪社の木落しの行われた時でした。
下諏訪社は春・秋の二社あり、合計8本の御柱が
山から切り出されて木落しが行われます。
朝から現地に向かったのですが、
沢山の観光客が詰めかけて、途中で通行止め。
木落しは見物出来ませんでした。
しかし、地元のケーブルテレビ局が3日間の祭を生中継、
8本のすべての木落としを楽しみました。
御柱は、じつに色々な落ち方をします。
一番最初の御柱は一直線に坂を駆け下りていきます。
乗っていた人も転がり落ちることなく無事ストップ。
この間、10秒もありません。
それ以外の御柱は、みな一度、止まったり、止まりかけたり。
そこから再び勢いを増して落ちて行きました。
(安全のために今年から坂の勾配を修正したそうです。)
最後の御柱は、坂の上に顔を見せてから
木落しまで、予定を1時間以上遅れました。
落ちていく時も、右に揺れ、左に揺れて、
乗っていた人は皆、振り落とされてしまったのです。
御柱にも、ひねくれものもあるようです。
最後の御柱は、背骨が曲っていて、上手に落さないと
怪我人や死者が出る可能性があり、
慎重な準備に時間がかかったのでしょう。
綱切って神の柱を落しけり
人の声和せば落ち行く御柱
御柱落として山を喜ばす
山出しの終った8本の御柱は、広場に安置されます。
およそ一ヵ月後に里引きが行われて、氏子たちが
太綱に自分で持ってきた小さな綱を結び
木遣りにあわせて社まで引いていきます。
これは5月です。
それまでは御柱は休息の時間。
御柱休みたまえと田を起す
思いがけない旅となりました。