575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

名古屋案内   麗

2010年05月13日 | Weblog
週末、京都から名古屋に友人が遊びに来てくれました。
実は彼女は13歳で視力を失いましたが
果敢にも単身アメリカ留学をした強者です。

名古屋は初めてと言う彼女にどこを案内したらいいかと
遅足さんにも相談したところ熱田神宮を勧められました。ありがとうございました。

当日は夏日を記録する暑さでしたが、熱田の森は爽やかで心地よい薫風に包まれました。
参道を歩くと「いい臭い」と彼女。宮きしめんのお店からでした。
玉砂利のさくさくという音。柏手の音。鳥のさえずりなど体感してくれたようでした。
参拝のあとは勿論「ひつまぶし」のお昼。
出汁のお茶漬けも堪能してもらいました。

その後バラ園に行き色んなバラの香りをかぎ、花びらにも触れて
五月晴れの一日を一緒に過ごしました。


「目に見えるように話す」。
情景を言葉にする機会に恵まれましたが、
実際はなかなか難しく我が身のふがいなさも感じました。

名古屋にも気楽に触れる展示物が多い美術館などがあればもっと魅力的な街になるかも。
色んなことを感じた一日でした。

       薫風をまといてバラに包まれる   麗
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何もせぬ中で何する更衣    朱露

2010年05月13日 | Weblog

      六十才ぐらいから何もしていない。
      その前は何かしたかが問題になる。
      人に語ることが何にもない人生だ。
      食べ物と人の好き嫌いが強くなる。

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