575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

五月晴れ喪主におおきな黒子かな   遅足

2010年05月23日 | Weblog
船団・小枝ドクターの診断です。

夏の初めの晴れた日のお葬式。
悲しみを述べていませんが、喪主の大きな黒子に焦点をあてることで、
じんわりと悲しみが漂う句となりました。
「喪主に」の「に」は説明的になりますので、
「の」とすると、黒子に焦点がいって、
さりげなく悲しみが表現されます。

(ありがとうございます)


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雨続く小庭の瓶の眼高二つ    朱露

2010年05月23日 | Weblog

     とても一匹ニ匹というシロモノではない。
     鳥どもの水飲み場なので危険は危険だが。
     と言ってオンバヒガサで育てる気はなし。
     私の影が射せば隠れるからまあいいのか。

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