575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

炎天に足をもつもの持たぬもの   遅足

2010年06月30日 | Weblog
船団・南村ドクターの診断です。

「足をもつもの持たぬもの」は
チョット思わせぶりかもしれない。
しかし、意外なその語気の強さに、
森羅万象、夏の日盛り、燃えるような暑さには負けないぞ、
という気概を感じる。
(独断というか、印象批評になってしまったけれど)

   ありがとうございます。

 
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七月や「聖乃御代」を眺めつつ   朱露

2010年06月30日 | Weblog


      越前地酒「聖乃御代」二升入り菰被り。
      買うわけないし貰った覚えも全くなし。
      ヒジリノミヨに気を呑まれ側へ寄れぬ。
      私が居なくなったら誰が呑むのだろう。

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蓙で寝て敗戦の夏現われる     朱露

2010年06月30日 | Weblog

    暑い舗装道路にセーラーが倒れている。
    憲兵が二人うんざりして見つめている。
    セーラーがベンジョと叫んで垂れ流す。
    憲兵が私を見て恥ずかしそうに苦笑い。

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