575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

「青時雨」句会近づく    遅足

2010年06月09日 | Weblog
今回の句会の兼題は「青時雨」「青葉時雨」

インターネットで「青葉時雨」を検索したら、
こんな解説がありました。

青葉のころ、雨の後の木々の葉から、
パラパラと落ちる雫のことで、
『青時雨』『樹雨』ともいいます。
都会でも、雨が上がった後、
街路樹や公園の木々の下などを通ると、
いきなりパラパラと雨雫の音がして驚くことが。
「また雨かな」と空を見上げると、青く晴れていたりして、
この驚きと清涼感が『青葉時雨』という
すてきな言葉を生んだのでしょう。

    あがって

こんな句を見つけました。

  父の梢に涙のみどりごがそよぐ

林田紀音夫という俳人の句です。

  鉛筆の遺書なら忘れ易からむ

という句が有名ですが、
父の梢の句は、まるで青葉時雨のことを
詠んだような、美しくて、哀しい句ですね。

    さあ
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愚痴やめて俳句を作る夏の朝    朱露

2010年06月09日 | Weblog


  昨夜から我身の愚かさを悔やみ続ける。
  簡単に言えば心にもない事をし過ぎる。
  心にある事をすると何もしない事だし。
  何もしない奴らだけで集まるしかない。

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桜桃忌倍近く生き捨て台詞    朱露

2010年06月09日 | Weblog
   昭和23年6月19日太宰治入水自殺40才。
   「生まれてすいません」にしびれた高校の頃。
   未だにどこかでそう思っている恐ろしい呪文。
   今朝加山雄三の元気な声を聞いて半分呆れる。


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