575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

京都の春の小さな異変     遅足

2011年04月10日 | Weblog
先週末に京都に遊びに行ってきました。
満開の桜の下は人人人・・・。
しかし、去年と、ちょっと様子が違いました。
外国人の姿がほとんどないのです。
やはり原発事故の影響でしょうか・・・

写真は南禅寺の山門から南を見たものです。
石川五右衛門ではありませんが、「絶景かな!絶景かな!」です。

最近の楽しみは、和菓子を楽しむこと。
今回は「阿闍梨餅」
お店は、左京区鞠小路通今出川上ルにある「満月」
江戸末期の創業。
大正時代に二代目当主が開発したのが「阿闍梨餅」。
餅米をベースにして、氷砂糖や卵といった
さまざまな素材を練り合わせた生地に、
丹波大納言小豆の粒餡を包んで焼いた半生菓子。
しっとりとした皮と、あっさり風味の餡が見事にマッチ、と
説明書きにあります。

たしかにイヤミのない美味しさでした。

阿闍梨餅の名は、比叡山で千日回峰修業を行なう阿闍梨が
かぶる網代笠を象ったもの。

包装紙に、こんな俳句が記されています。

  巻上る阿闍梨の笠や風薫る  

残念ながら作者の名が達筆すぎて読めませんでした。

  

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

被災地を偲びつ今朝の桜かな

2011年04月10日 | Weblog
車で名古屋市内を走っていたら
この句に出会いました。
酒屋さんの店先に、達筆で書かれていました。

今朝の桜、が良いと思いました。  遅足

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする