575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

梅切らぬは?  鳥野

2011年04月05日 | Weblog
震災と原発禍に打ちひしがれて、なす術もない。
せめて、花の精にあやかりたいと、近間の名古屋城へ出かけました。

不順な天候で、サクラの足取りは、例年になく遅い。
梅園も未だ充分に楽しめました。

開花情報に従うかのように、一斉に咲き揃おうとするサクラに比べ、梅は個性的。
散り果てた樹、その中で盛りの花が香る樹、とさまざまです。

目立つのは、空に向かって、奔放に伸びる徒長枝。直線定規を当てて引いたような枝には
力があります。

「梅切らぬ馬鹿」の言い習わしには、理由もあるようですが、「切らぬのも又よきかな」です。

  ・ 徒長枝を気ままに伸ばす梅稚木いまだの花に夕光のさす

                       鳥野

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花冷えや小缶ビールに語りかけ     朱露

2011年04月05日 | Weblog
    135m l を何とか三口まで保たす。
    その間に今後の身の引き方を考える。
    昔から身の引き方だけを考えて来た。
    半分嘘だけど半分は本当ですホント。

              


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