575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

生ゴミを置きに青葉の朝の路    朱露

2012年07月09日 | Weblog
      ここ十数年二人だけの暮しに戻った。
      成る程これで喧嘩するとオオゴトだ。
      オオゴトにならないのは誰のお陰か。
      生ゴミ一つでこれだけの事を考えた。


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今日もまた曇りのち雨夏至の空      狗子

2012年07月09日 | Weblog
日本の夏至祭。
二見が浦の夫婦岩の間から昇る太陽を海に入って拝む。
20年ほど前から始まった祭とか。
これまで朝日が拝めたのは5回くらいだそうです。
日本の夏至の空模様は句の通り。
この句、では他の国では?と想像させる。
冬の長い北欧では夏至は大切な祭。
スウェーデンでは、広場の中央に大きな柱を建てて、
季節の草花で美しく飾りつけます。
そして広場に集まって人たちは、踊りや、ごちそうを楽しむ。
当日だけではなく前夜祭も華やかだそうです。

                       遅足


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夏至の夜や百物語せわしくて      結宇

2012年07月09日 | Weblog
百の蝋燭を立てて、一話終わると一本蝋燭を消してゆく。
お話は怪談。灯が消えていって・・・だんだん怖さが・・・
そんな夏の遊び。
闇が身近にあった時代ならではの夏の過ごし方ですね。

実際は、そんなに気ぜわしいことはないのでしょうが・・・
そう感じさせるところが、この句の面白さ。

                        遅足


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パリ祭シャンソンでたらめすぐやめる    朱露

2012年07月09日 | Weblog
    1789年7月14日フランス革命始まる。
    何とルイ16世夫妻ギロチンで処刑される。
    王妃マリー・アントワネット38才だった。
    この日が近づくと関係ない私も首筋が寒い。



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