信越の国境いに近い信濃町柏原に「小林一茶記念館」はありました。信濃富士とも呼ばれる秀麗な黒姫山は間近かです。
この記念館は昭和35年に、史跡の指定を受けていた一茶旧宅を、平成15年にリニューアルしたものです。
鄙には稀、と言いたいほどの瀟洒な外観。資料も驚くほどに集まっいて、展示の方法もよく工夫されています。
何より、印象に残るは、車を止めて、すぐに目に入る張り紙。
「ここは猫館長が横断します。運転に注意してください」
じーんと温かさが伝わってきます。
生涯に膨大な数の句を詠んだ一茶宗匠。中でも動物に向ける目は優しい。
とりわけ小動物を愛して、蛙、雀、蟻から蚤、虱までが詠まれています。
もっとも多いのは猫。300句を越えるとか。
記念館の館長が猫というのも、頷けました。
・ 猫の子がちょいとおさえる落ち葉かな
・ 猫の子が手で落とすなり耳の雪
この記念館は昭和35年に、史跡の指定を受けていた一茶旧宅を、平成15年にリニューアルしたものです。
鄙には稀、と言いたいほどの瀟洒な外観。資料も驚くほどに集まっいて、展示の方法もよく工夫されています。
何より、印象に残るは、車を止めて、すぐに目に入る張り紙。
「ここは猫館長が横断します。運転に注意してください」
じーんと温かさが伝わってきます。
生涯に膨大な数の句を詠んだ一茶宗匠。中でも動物に向ける目は優しい。
とりわけ小動物を愛して、蛙、雀、蟻から蚤、虱までが詠まれています。
もっとも多いのは猫。300句を越えるとか。
記念館の館長が猫というのも、頷けました。
・ 猫の子がちょいとおさえる落ち葉かな
・ 猫の子が手で落とすなり耳の雪