「こびれ」「おこびれ」・・・何時か何処かで聞いたような気がする言葉です。
これが、日常に使われているのは、長野県の北信、中信地方。
「小昼」が転化したもの、と言われています。
早朝からの野良仕事、昼飯までは待てない合間の、つまりオヤツです。
信州の人は、とにかく集まって「お茶をする」のが好き。
お茶受けに、有り合わせを持って参加します。漬物、煮物、炒り豆、お菓子の残り、何でも。
お茶はたっぷり用意して、湯呑茶碗が空いたら、すかさず注ぎ足されます。
終りの合図は、飲み干さないこと。話に花が咲き、こびれは続きます。
日本の原風景を表現して、高く評価されている「高橋まゆみ人形館」(飯山)のティールームで、この温かいもてなしに遇いました。
「まあ、お茶でもどうぞ」
これが、日常に使われているのは、長野県の北信、中信地方。
「小昼」が転化したもの、と言われています。
早朝からの野良仕事、昼飯までは待てない合間の、つまりオヤツです。
信州の人は、とにかく集まって「お茶をする」のが好き。
お茶受けに、有り合わせを持って参加します。漬物、煮物、炒り豆、お菓子の残り、何でも。
お茶はたっぷり用意して、湯呑茶碗が空いたら、すかさず注ぎ足されます。
終りの合図は、飲み干さないこと。話に花が咲き、こびれは続きます。
日本の原風景を表現して、高く評価されている「高橋まゆみ人形館」(飯山)のティールームで、この温かいもてなしに遇いました。
「まあ、お茶でもどうぞ」