575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

月光が裸身となって立っている   遅足

2012年11月16日 | Weblog
小牧市のメナード美術館の展覧会。
「舟越桂・永遠を見る人」を見てきました。
一番、こころ惹かれたのは「月の降る森」。

教会の屋根の上に裸身の女性が立っている。
楠に彫った裸身には、微妙な彩色。
不思議な美しさが立っている。

「月の降る森」について舟越さんは
「あるときイメージがやってきたんです。
月夜の森の奥に廃屋のような教会があって、
人間が生えてるというイメージ。
それをどこかに急いでスケッチして。
何を意味しているかはつかみきれないままでしたが、
どうしても形にしてみたいと思って制作しました、と。

コメント
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