575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

ぶらんこを降りた子どこへ行ったやら   能登

2015年04月03日 | Weblog
目の前にあるのは、誰もいないぶらんこ・・・

さっきまで遊んでいた子供。一体、どこの子だったのだろうか?
いや、本当に遊んでいたのか? 幻を見ていたのかも。
子供の頃にともに遊んだ友だったのか?
あれは妖精だったのでしょうか・・・
さまざまに読める句です。

私は、昔の自分の姿を重ねて読みました。
散歩の途中にあったブランコに乗って・・・

  ブランコを降りたところが宇宙です  遅足

           

応答の一日一句

  ただ単にずるを決め込む朝寝かな   孝

  醒めてまた夢の続きの朝寝かな    亜子

作者名を間違えていました。失礼しました。(遅足)




コメント
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