575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

うららかな日和ではなかったけれど心はうららか   麗

2015年04月16日 | Weblog
昨日の句会、午前中は強風と激しい雨で出かけるのをためらうほどでしたが、句会の始まるころは雨も上がりました。お誘い下さった郁子さんありがとうございました。

今月の兼題は「うらら」。4月は雨が多く、お天気が悪い日が多かったにもかかわらず、春の陽光が差す明るく幸せな俳句に心がほっこりした句会でした。

豪華客船「飛鳥」をアイロンに見立てる妙、猫の発する周波数は「うらららら」。落語にも出てきそうな団子をほおばる親子、赤ちゃんも愛犬もともに乳母車に乗る昨今、雀も遊び、病の癒えた友の快復を喜び、すべてが命あふれるスケールの大きい地球の誕生日、バドミントンのシャトルを打ち、じいちゃんが笑ったあと少しの時差があり赤ちゃんも笑う。身のおおいは何か?新しくなった姫路城がそびえ、とりたてて佳きことがなくても悪くもない心情吐露。そして最後は、本命山本リンダのおでまし!!「うらら、うらら、うらうらよ!」

うららかな笑いに包まれた「うらら句会」
亜子さんが私への挨拶句として贈ってくださった

      麗日や病いの癒えし友来る

本当に心に染み入りました。ありがたいありがたい句会でした。

      うららかや心に染みるプレゼント  麗
コメント
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