575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

押すほどに寄りてふらここ温もりぬ   郁子

2015年04月04日 | Weblog
ブランコを押している人の視線で詠んだ句です。
子供をブランコにのせます。
だんだんと強く押す。大きく返ってきます。
子供のこころも温まってきました。
普段は話さない学校の出来事を、ふっと漏らしたのでしょうか。
二人の関係を温もる、と表現しました。

            


応答の一日一句

  揺れてなほまだ揺れている紅枝垂    孝

  枝先の川面に触れて紅しだれ      亜子

今日は公園の掃除です。
大島桜。落花さかんでしょうか。      遅足
コメント
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