575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

寒風やきりきり舞いのシャツ一枚   すみ

2017年01月10日 | Weblog
洗濯をして仕舞い忘れたのでしょうか?
白いシャツが寒風のなかで舞うようです。
きりきり舞いですから、かなり強い木枯し。
一枚の風景として読めますが、
なにかを象徴しているようにも読めます。

私は男物のワイシャツを想像しましたが、
女物、あるいは子供のシャツとも読めます。
短い俳句は読者の想像力によって
自由に読むことができる詩形です。

        

昨日、地下鉄の妙音通で下車、お隣の堀田駅まであるいてみました。
妙音通駅のすぐ北側が井戸田町。亀井の井戸という清水があり、
源頼朝の産湯の井戸という伝承が残されていました。
その前の小道は鎌倉街道だったとか。
午後2時近くになって時雨てきました。
昔ながらの喫茶店で紅茶を一杯いただいて帰りました。

この次は伝馬町界隈を歩いてみようかな・・・ 

  頼朝の街道をゆく初時雨  遅足

コメント
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