575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

またひとつ歳を重ねて根白草  郁子

2018年02月03日 | Weblog

1月4日が誕生日だった私。そうだなと共感。
根白草がセリだとは知りませんでした。
根白草は春の季語とありましたが、
あまり拘らないほうが良いのでしょうか、と穗實さん。

芹は春の七草の一つ。
七草は、せり、なずな、ごぎょう、
はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ。
これらの草には胃や腸を整えるなど作用があり、
正月七日には七草粥を食べる風習が昔からあります。

この句には、歳を重ねて、とありますから新年の句ですね。
昔は、お正月がくると一つ齢を取ると言っていました。

私の母は12月も押し迫った29日生まれ。
数日後には数えの一歳になるわけです。
祖父が正直に届けたのでしょう。
「年が明けてから届けていたら・・・」と恨み言を。

「夏の七草」をご存知ですか?
あかざ、いのこづち、ひゆ、すべりひゆ、
しろつめくさ、ひめじょおん、つゆくさです。
戦時中の食糧難の時にも、食べられる植物として、
選ばれた七草です。     

        

今日は節分。子どもが小さい頃には豆まきも。
私が鬼の役。いまでは鬼も福の神もいません。
そのかわりといってはなんですが、話題は恵方巻きに。

 テーブルにそっと置かれて鬼の面  遅足
コメント (1)
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