575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

2月句会近づく  遅足

2018年02月14日 | Weblog
寒い寒い日が続きます。聞こえてくるのは雪の便り。
題詠は「梅」です。しかし、梅の便りもまだのようです。
朱露さんの書き残したブログにこんな句と一文が。

 梅林の響き可笑しき俳句会  朱露

  バイオリン・バイリンガル・煤煙。
  「梅霖(バイリン)は梅雨で夏だ。
  「梅毒」には不気味な説明が延々。
  コロンブスのアメリカ発見が契機。

「バイ」という音からの連想を楽しむ朱露さん。
毒も混入された句です。

江戸時代の俳人、其角の句。

  梅が香や乞食の家ものぞかるゝ

風流な梅に乞食という俗を取り合わせた其角らしい句。
さて句会には、どんな句が集るのでしょうか?
コメント
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