キリッとした粋な江戸らしさが効いていると思います、と紅さん。
夏の浅草寺の7月の参拝。
9日と10日は四万<しまん>六千回参拝したのと同じ功徳。
計算すると126年。つまり一生分。
ところで、この参拝日には「ほおずきの市」が立ちます。
この市の売り子。
若い女性が多いのも人気の秘密。
股引に腹掛け。濃い藍色でまとめた江戸前姿。
黒髪をきりりと結び。そして滑舌のよい売り口上。
まさに、江戸情緒ここにありといった感と、殿様の注釈。
7月といえば雨の季節。こんな句も。
鬼灯市雨あをあをと通りけり 永方裕子
雨の鬼灯市も良いものでしょうね。遅足