575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

陽光へ頤(おとがい)あげる春隣  晴代

2020年03月14日 | Weblog

下顎を上げ、顔いっぱいに春陽を浴びている。
そんな様子が簡潔を表現した句、と等さん。

男性でも女性とも書かれていません。
一番簡単な読みは作者が頤をあげていると読むこと。
しかし別の読みのほうが良いでしょうね。では、どんな人なのか?
季語の「春隣」をどう読むのか?
ちょっと手掛かりが少ないですね。
「数独パズル」にたとえたら上級編でしょうか・・・。遅足
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする