575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

ひとしきり烏騒ぎて大夕焼け  能登

2020年08月11日 | Weblog

烏が群になってカァカァ鳴いたあと、真っ赤な夕焼けの空に飛んでいく。
好きな光景が目に浮かびます。と竹葉さん。

童謡に歌われた「七つの子」の世界。
「夕焼け小焼け」とセットになってひとつの美しい世界をつくってきました。

一方、あちこちにいたづらをしている烏、最近は人も恐れない。
夕焼けの赤と烏の黒が絵になっている。と泉さん。

こちらは今のカラスの姿。能登さんの詠った世界。
カラスは人間とともに生きてきた鳥。
最近の評判の悪さは人間自身の生活が変わったため。
そんな騒ぎをよそに夕焼けは太古の美しさです。
反省すべきは人間の方かもしれませんね。(遅足)
コメント
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