575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

夏至空に日食仰ぐ晴れ間かな  泉

2020年08月04日 | Weblog

昔から人類は空を見上げてきました。
この不思議な空間から季節を感じとり、
夏至、冬至、春分、秋分などの太陽の動きを知り、
農作物を植える時期や収穫の時期などを決めてきました。
そしてペルーのインカ帝国、メキシコのアステカ王国、
エジプトのアブシンベルなどの文明を育ててきたのです。
遺跡を見てもいかに太陽が深く関わっていたかわかります。

今年の6月21日は日食が見られる日でした。
梅雨の時期の夏至に見られるのは江戸時代以来。
ということで話題になっていました。

前回の日食は2012年5月21日に見ることができました。
しかも、名古屋は6時18.4分から8時57.5分の間で、
金環日食は7時30.8分から7時33.1分まで。
よく晴れていて感動しながら見たのを覚えています。

2020年6月21日は天気がよくなく曇り空でしたが、
綾部(京都北部)に用事があり、午後到着しました。
よい天気ではなかったけれど太陽が出ていたので
部分日食を観察することができました。

日食ばかりでなく、晴れた夜は、星や月を見るのが楽しいのです。
コメント (2)
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