空蝉句会
兼題で同数一位となったこの句
女性の票を集めました。
評
麗子さん「中七のいのちの余韻に魅かれました」
紅さん「重みのある一句だと思います」
晴代さん「いのちの余韻がいい 我が身も余韻の真っ只中」
抜け殻のぱっくり開いた空洞に
今まで確かにあったいのちを感じる
作者の慈愛のまなざしが素敵ですね。
ふと思いました。
羽化するときの蝉は何を思うのでしょう。
やっと木に登れば痛し空蝉の背ナ(等)
痛くて悶絶ものでしょうか?
それとも
はちきれんばかりの期待とともに
恍惚として羽をのばすのでしょうか?
どちらにしてもとんでもない変化。
変態というのでしたっけ?
今、激動の時代
変化していくことをどのように受け止め
どのような選択をするのか。
「せっかく飛べるようになってもさ、
厳しい現実にもまれて短い一生を終えるんだよ。
幼虫のまま夢見ていたほうが幸せじゃないかな」(私)
「どんなリスクがあったとしても
僕は一生土の中にいたいとは思わないな。」(夫)
性格があぶりだされた我が家の会話でした。郁子
兼題で同数一位となったこの句
女性の票を集めました。
評
麗子さん「中七のいのちの余韻に魅かれました」
紅さん「重みのある一句だと思います」
晴代さん「いのちの余韻がいい 我が身も余韻の真っ只中」
抜け殻のぱっくり開いた空洞に
今まで確かにあったいのちを感じる
作者の慈愛のまなざしが素敵ですね。
ふと思いました。
羽化するときの蝉は何を思うのでしょう。
やっと木に登れば痛し空蝉の背ナ(等)
痛くて悶絶ものでしょうか?
それとも
はちきれんばかりの期待とともに
恍惚として羽をのばすのでしょうか?
どちらにしてもとんでもない変化。
変態というのでしたっけ?
今、激動の時代
変化していくことをどのように受け止め
どのような選択をするのか。
「せっかく飛べるようになってもさ、
厳しい現実にもまれて短い一生を終えるんだよ。
幼虫のまま夢見ていたほうが幸せじゃないかな」(私)
「どんなリスクがあったとしても
僕は一生土の中にいたいとは思わないな。」(夫)
性格があぶりだされた我が家の会話でした。郁子