575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

10月「秋日和」句会 結果発表です!

2021年10月20日 | Weblog

2021,10月「秋日和」

  1. 玉子焼きおにぎりつくり秋日和  (佐保子)
  2. 秋日和弁当ひろげサラリーマン  (須美)  泉
  3. 鍋の焦げ剥ぐや独居の秋日和  (亜子)結宇 等 晴代 郁子
  4. ビアグラス泡ごしの君秋日和  (能登)結宇 佐保子
  5. 秋日和縁側遠き夢の中  (泉 ) 竹葉 晴代
  6. 秋日和とは全天候型むらさきのこと  (遅足) 
  7. 秋日和枕木残る自転車道  (千香子)等 麗子 亜子
  8. 折り紙で つくる猫の背 秋日和  (殿)紅 遅足 須美
  9. 鷹匠(タカジョウ)目差し似て来る秋日和  (結宇)  遅足 
  10. 恵那の里空青くして秋日和  (麗子)  泉
  11. 秋日和甘き味噌香の妻籠宿  (郁子)  竹葉 千香子 佐保子 須美 能登
  12. 秋入日空は紅(くれ)なゐ穂高立つ  (等)  紅
  13. 観覧車視界百キロ秋日和 (竹葉)  殿  紅  麗子 晴代 千香子 亜子 泉 郁子 能登
  14. 乳母車 押す影長く 秋日和 (紅)    殿 結宇 等
  15. 離れ寄り園児の列や秋日和 (晴代)  竹葉 麗子 千香子 亜子 遅足 佐保子 須美 郁子 能登

自由題

  1. 大和尚説経さなか大くしゃみ  (等) 千香子 能登 
  2. 六地蔵どの吾(ア)に呉れる彼岸花  (結宇) 須美
  3. 微笑みの遺影の翳や秋灯  (亜子)  等 麗子
  4. ハロウィンの 魔女かも知れぬ 君来たり  (殿)  紅 佐保子 泉 能登
  5. 朝一番金木犀の香をかげり  (佐保子)  千香子  
  6. ひとひごと朝顔の花咲き続け  (麗子)  竹葉 郁子
  7. 目白来て会話始まり朝の窓  (千香子)  晴代 亜子 佐保子 泉
  8. 夕暮れやねぐら求めるサギの群れ  (泉) 
  9. 来い来いとただただ揺れる芒かな  (竹葉)  殿 結宇 紅 麗子 亜子 遅足 須美
  10. 秋宵や 信濃の蒼に 溶けてゆく  (紅) 殿 麗子
  11. 上弦の月は横向き入日追ひ  (郁子)  結宇 竹葉
  12. 眼鏡かけ小骨気にして秋刀魚飯  (須美)  結宇 等 紅 晴代 亜子 佐保子 泉 郁子 能登
  13. 拭きおえた窓近々と新松子  (晴代) 殿 等 千香子 遅足 須美 竹葉
  14. 月山に転生を期す草紅葉  (能登) 晴代 遅足 郁子

兼題トップ賞は、同票で竹葉さん晴代さん

自由題は、須美さんとなりました。おめでとうございます!!

竹葉さんと晴代さんは兼題、自由題とも高得点でした。素晴らしい

 

コメント
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