575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

離れ寄り園児の列や秋日和  晴代

2021年10月22日 | Weblog

 

この句も10月トップ賞に輝きました。

まだ片手で自分の歳を表せる園児たち、そのうちのほぼ二年間をコロナ禍にさらされているとしたら、

大人たちはマスクをしている生き物だと思っているのではないでしょうか。マスクをとるのを嫌がる子どもも多いと聞きます。

保育園の先生は情操教育に苦労されているかもしれません。

皆さまからのコメントです。

 

竹葉さん:「離れ寄り」で園児が列から離れたりまた戻ったりの楽しげな景色が浮かぶ秋日和らしい句だと思います。

麗子さん: かわいい園児がつかず離れず通う様子。彼らにソーシャルディスタンスは難しいですね。

実際に目にしないと出来ない句だと思いました。

千香子さん: 離れ寄り が園児たちの行動をうまくとらえていると思いました。

亜子さん: 幼児が離れたり並んだり、のんびりと遠足かお散歩か。秋日和ならではの光景。

佐保子さん: 小さい子たちはほんとかわいい。二人ずつ手をつなぎ、公園までの散歩かな?

かわいい声まで、聞こえます。先生のはーいという呼びかけも。

須美さん: 園児の列の様子が良い。

能登さん: 園児の列は規則正しくはなりませんね。秋日和との組み合わせがいい。

  「離れ寄り」だけで雄弁に園児のいる景を描きだしています。確かに音も想像できますね。

   舌足らずなおしゃべり、先生の声かけ・・にぎやかな声が高く澄んだ秋の空に上がっていったことでしょう。

   

先日、逆走車と鉢合わせしました。幸いにも事なきを得ましたが

こういう可愛らしい列には、間違っても車を突っ込ませてはいけません!!みんなで見守りたい宝ものです。   郁子

コメント
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