題詠「息白し」
- 遠き日やおいかけてゆく息白し (遅足)竹葉 能登 佐保子 郁子 晴代 亜子 泉
- 息白し諸手しっかと募金箱 (晴代)須美 佐保子 亜子
- 野麦峠手に白き息吹きかけて (佐保子)結宇 遅足
- 「愛してる。。。」ドラマの台詞息白し (麗子)能登
- 志士論議萩往還(ハギオウカン)の息白し (結宇)須美 麗子 晴代 千香子
- 鼻の差のゴールや馬の息白し (亜子)麗子 晴代 泉
- 馬牧場鹿毛の若駒息白し (能登)郁子
- 誰もいぬ公園の木々息白し (泉)竹葉 結宇 佐保子
- 息白しカゴに肉まんペダル漕ぐ (郁子)須美 千香子 泉
- 空仰ぐ朝一番は息白し (竹葉)
- 息白し車いす押す手に力 (千香子)竹葉 遅足
- 車椅子押すも座るも息白し (須美)結宇 能登 麗子 遅足 郁子 千香子 亜子
自由題
- 花びらのうすき泊夫藍(さふらん)赤き蕊(しべ)(佐保子)能登 郁子 泉
- 冬薔薇固き蕾の開く時 (麗子)遅足 千香子 亜子 泉
- 時雨来て楼門の二像と国分寺 (結宇)遅足 千香子
- 家計簿の数字きびしく年暮るる (亜子)遅足 晴代
- 冬越しの鉢の集いて忘年会 (郁子)結宇 佐保子
- 枯れ冬菊の茎小さき芽あおい葉 (千香子)須美 能登
- 落葉踏み栄矢場町歯医者へと (晴代)竹葉 佐保子 郁子
- 友と見る故郷の山雪温し (竹葉)結宇 須美 麗子 佐保子 郁子
- 空っ風自転車倒す駅舎前 (須美)千香子 泉
- 眠られぬ日々連なりて十二月 (能登)竹葉 結宇 須美 麗子 晴代 亜子
- ボール蹴る師走の涙夢破れ (泉)竹葉 能登 麗子 晴代 亜子
トップ賞は
題詠 遅足さん と 須美さん
自由題 能登さん でした。おめでとうございます