この勝負は11月8・9日に福知山城で行われた「竜王戦」七番勝負の第4局です。
このお城対決で藤井五冠が広瀬八段を破り王手をかけました。このあと広瀬八段にひとつ勝ちを譲ったものの、
12月2・3日と指宿で行われた第6局で見事、初防衛を果たしたというのは記憶に新しいところです。。
作者は福知山のお隣である綾部が故郷です。コロナによる海外規制がとけてドイツからのお友達を福知山城にお連れしたのだそうですが、「ふーん・・」といまひとつ薄いリアクションであったという裏話を聞かせていただきました。(笑)
この句は遅足さん、佐保子さんもとっておられます。
千香子さんの
「敵、味方の戦いは盤の上のこと。平和な世の中であればこそ、いつまでもこの平和が続きますように」
というコメントに本当にその通りと思えました。勝負めし ご当地スイーツは?などと言っていられるのも平和だからこそですね。
リフォームの床に増えたり木の葉髪 能登
千香子さん: あるあるという共感
泉さん: 長年、住んでいた家をリフォームした。自分も家と同じように年をとっていく。
亜子さん:「リフォーム」と「木の葉髪」の取り合わせの妙。新しいピカピカの床に抜け落ちた髪の毛。リフォームの弾んだ気持ちと老いの複雑な気持ち。
俳諧美がある。
木の葉髪は初冬の季語。
夏の紫外線に痛めつけられた髪が晩秋から初冬にかけて抜け落ちることからですが
うちの夫の前ではNGワードです。
風流なようでいて余計に侘びしさが増すような・・・郁子