圧倒的な票を集めた句。
グーを突き出す、という比喩が面白いですね。
グーといえば、じゃんけん。
ひとつだけ残ったお菓子を誰が食べるのか?
男三人兄弟だった我が家では、じゃんけんで決めたものです。
残念ながら、私はじゃんけんに弱く、
最初に、なにを出すと勝てる確率が高いのか?
などと、考えた記憶も。
グー・チョキ・パーのじゃんけんは、昔からあると
思っていましたが、このカタチは、意外に新しく、
近代になってからのものだそうです。
チョキは、人差し指と中指を使ったハサミのカタチです。
しかし、なかには、人差し指と親指を伸ばす人もいます。
このカタチ、もともとは数字の2を表していたものだそうです。
グーはゼロ。パーは5を表していたそうです。
それが今のじゃんけんになってハサミのカタチが登場したそうです。
たかが、じゃんけん、されどじゃんけん。
いまでは世界のじゃんけん大会も行われているそうです。
この句、レモンたちがじゃんけん遊びをしているのかも。
また「青」が、青二才なども連想させて面白い句になっています。
今日は、白露。露の降りる頃。秋の深まりを感ずるこの頃です。
遅足