人外花境

暇人の何でも自然観察日記

主に野歩き山歩き.たまに旅歩きの写真ブログ

スマホとメロン

2024年07月26日 | 日記

脳梗塞でブッ倒れた時は、近所のスーパーへ夕飯の食材を買い出しに行った帰りなので、

身に着けていたものは何がしらの現金と運転免許証の入ったサイフと家の鍵だけ。

これで運転免許証を持っていなければ、私は近所の住人(日本人)なのか不法滞在のアジア人なのか

区別がつかなっかただろう(なにせ会話が出来なかったから)。

人間のアイデンティティとはいったいなんなのか、私がわたしであることを証明することは

不可能なのか、という哲学的問題を考えさせられてしまった。

病院のベッドの上で意識が戻った時、知人友人に連絡しなければと思ったが、

スマホを持たずに家を出たので連絡のしようがない。

電話番号は全てスマホの電話帳の中、私の頭の中には無い。

この時私は何処とも知れない病院のベッドの上で着の身着のまま孤立無援であった。

今や人間のアイデンティティはスマホの中に有り。

メロンが届いた、これは誰が見てもメロンであるが、ベッドの上でもがいている私は誰なのか、

その時私はメロン以下の存在だった。


お見舞いのコメントいただきました

2024年07月22日 | 日記

今日は暑いです、今現在パソコンの置いてある部屋の室温は32.7℃有ります。

病み上がりの(まだほとんど病人状態ですが)身にとっては応える暑さです。

脳梗塞とはパソコンのCPUが壊れちまった様なもの、脳の病気とは恐ろしいものです。

お見舞いのコメント色々と戴きまして有難うございます、お返しに涼しい(寒そうな)写真を貼り付けました。

いつかまた、道が有ろうが無かろうが、雪の山の中をズボズボと歩き回る日を夢見て。


脳梗塞からの生還

2024年07月20日 | 日記

7月4日夕刻、脳梗塞を発症し道端に倒れているところを救急搬送され、昨日退院してきました。

今はこのとうり両手でPCのキーボードを打つこともでき、後遺症は残っていません。

体力の回復を待ちつつ、またボチボチとブログの更新を続けたいと思います、今後ともよろしく。

追記:また生きて昇る朝日を見ることができます。


日記

2024年06月27日 | 日記

昨夕五日ぶりに太陽を見た、夏至の日いらいズ~ッと霧がかかっていた、蝦夷梅雨ってやつだ。

ブログの更新もしていなかった、以前パソコンが壊れ一週間ほどブログの更新やすんだら、

知人から電話が有り「生きていたか!」、年寄りのブログなんて、しょせんは生存証明です。

 

十数年前の写真、大雪山系の深い森の中で撮ったエゾシカ、昔は鹿も熊もそんなに居なかった。

 

今ではちょいと裏山へ行くときでもこの重武装、鳴り物入りのお祭り騒ぎですね。


空の色と月の色

2024年06月23日 | 日記

早く起きた朝は空を眺めます、日の出前の空の色です。

家に居る時は早寝遅起きですが、旅に出ると遅寝早起き、ようするに貧乏性なんです。

6月21日札幌の夏至の日の出は午前3時55分、日の入りは午後19時18分、夜は8時間37分だけ。

良く働く人を「朝は朝星 夜は夜星」と言いますが、夏至の頃そんなことしたら過労死してしまいます。

 

夏の暑い日には、ビールか水割りのコップ持って窓辺に座り、暮れ行く夕空を眺めチビリチビリと。

時々刻々と空の色が変わります、ボケ~ッと眺めていれば時間を忘れる。

 

何てことしている内に月が昇ってきます、やはり月の色って黄色なのかな。

月が昇ると頭(こうべ)が下がる(酔っぱらって)・・・寝る。


雨が止んで虹が出た

2024年06月17日 | 日記

昨日は北海道も梅雨入りしたみたいな空模様、銭函天狗山に霧雲がまとわりつく。

 

夕方雨が止んで雲がとれると少しだけ日が射す、今日は一歩も外出せず。

 

日が落ちる直前、東の空に大きな虹が出た、広角レンズでギリギリおさまる大きさ。

 

ならばとコンデジに魚眼レンズを付けて全体を撮ってみた、ダブルレインボーだ。

 

そして陽が落ちた・・・・今日は寝る。


池澤夏樹と横澤夏子 面白いよ

2024年06月10日 | 日記

先日は池澤夏樹の紀行文「南鳥島特別航路」が面白いで終わってしまったが、今日はその続き。

南鳥島は日本の国土の最東端、この暇人も島と名の付く所へずいぶん行ったが、こんな小さな島は行ったことない。

島には船が接岸できる港がない、滑走路には黒いタイヤ痕がない、ほとんど人の往来がないのだろう。

 

紀行文は「・・・・目の前には一隻の貨物船が接岸している」で始まる。

「往復4,000kmの航海に出る・・・小さく見える」と続く、

これは東京~小笠原間の貨物船「第28共勝丸(先代の)」であるが、似た様なものだろう。

 

「船の早さは時速22km、これくらいが人間的な尺度によって地球の大きさを把握しなおすにはちょうどよい」とある。

360°何も無い海の上で見るべき物は、自らが進んできた航跡のみ、一日中見ていても飽きることがない。

「四日目の午後ようやく到着した東京湾でぼくを驚かしたのは水の汚さだった」で終わる。

小さな船での船旅と、南の小さな島の紀行文、面白いよ。

 

池澤夏樹とは全く関係ないが、とある会計ソフトのCMに出ていた横澤夏子、面白いよ。

 


クルーズ船とおがさわら丸

2024年06月08日 | 日記

6月8日午前7:00,クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」が小樽港に入港しました。

115,906トン・全長290m・乗客数2,706名、ほとんど空母なみの大きさです。

また船に乗って何処かへ行きたくなった、でももっと小さな船の方がいいな、

これじゃホテルの一室がそのまま海上へ出たようなものだ。

 

2020年1月18日出航のおがさわら丸をYoy  Tube  から切り出してみた。

おがさわら丸は11,000トン・全長150mありますが、それでも船首が浮き上がる程の大時化。

実は翌日ドック入りを控えていたため無理やり出航したみたいです、この日の乗客は地獄を見ただろう。

船旅はその非日常性が良い、池澤夏樹の紀行文に「南鳥島特別航路」というのがある、これは面白い。


裏山も山菜採りの季節

2024年05月19日 | 日記

五月中旬になると、裏山の山路も鬱蒼とした木々に覆われる様になってきました。

昨日は蕗(アキタブキ)を採りに行ってきた、

油で炒め麵つゆ・酒・砂糖・輪切り唐辛子で味付けします。

蕗のほろ苦さと甘辛い味付けは、ご飯のおかずにも酒の肴にもうってつけです。

カメラは小さなNikon  Key  Mission  80  をポケットに入れていただけなので写真の出来は悪いです。

 

頭上を見上げると、木漏れ日にカツラの若葉が光っていました。

 

足元にはニリンソウが花盛り、これも山菜ですが採って食うにはちょいと大きくなりすぎ。

 

山菜の王様と言われるモミジガサ(シドケ)ですが、裏山では数が少ないので

見るだけ、撮るだけにしておきます。


迷惑な話

2024年05月07日 | 日記

先日パソコンの画面上の変な所を間違ってクリックしたら、大音量の警告音とともに

モニターが乗っ取られ操作ができなくなってしまった。

直してほしけりゃ此処へTELして金払へ、というサポート詐欺ですが画面のバージョンは色々とあるようです。

独立行政法人 情報処理推進機構のホームページに画面の閉じ方が載っていますが、それでもダメな場合は

Ctrl + Shift + Esc でタスクマネージャーを起動してそこから閉じるのが確実かも。

この手の詐欺広告は、グーグルなりヤフーが企業責任で削除すべきだと思うのだが、

それにしても迷惑な話だ。

 

これは南アフリカ共和国にあるフレデフォート・クレーター、地球上最大のクレーターで直径300kmあるそうだ。

20億年前、大きさ20kmの隕石が衝突し形成されたもので、現在では薄っすらとその形が読み取れる。

心眼で見ると二重になった同心円状のクレーターの形が見える・・・はず。

20億年前のことなので、被害を被ったのはシアノバクテリアなどの単細胞生物ぐらいだったろうが、

それにしても迷惑な話だ。