寒い北海道で家に居てもつまらないので、今年の年末年始は西表島で過ごします。
前半は民宿泊まりですが、12月30日から1月4日は南風見田の浜でテント生活です。
この時期は、南十字星が午前6:30頃に南中、日の出は午前7:30ですから
運が良ければ見れるかも、99%はダメでしょう。α星の南中高度は2°30’ですから。
1月3日から4日の未明にかけて、しぶんぎ座流星群が出現する事になっています。
予想通り地球軌道と交差し、晴れていれば観察出来る可能性は大です。
キャンプ生活で必要最小限の荷物を、30リットルザックに詰めて15kgです。
これを西表島大原郵便局止めで送っておきます。大原から南風見田の浜までは6km。
食料の大半は現地調達、釣り竿も入れておきました。
この時期どうか解りませんが、野生のパパイア・オオタニワタリの新芽・ハマダイコン
なども食料計画の内です。
昨年春に様子を見に行った時の写真、囲炉裏の有る東屋です。
ここで煮炊きして自炊生活、ほとんどホームレスみたいなものですね。
南風見田の浜はキャンパーのメッカ、他に何人か酔狂な人が居るでしょう。
フイルム写真機を使わなくなってから3年以上になる。
デジカメの利便性に慣れてしまえば、二度と使う事は無いだろうと思うが、
久しぶりにライカⅢfを手に取ってみたら、ズッシリとした重さが手に響く。
全て金属で出来た精密機械の塊、写真機界のSLだと思う。
これは私の宝物、ライカⅢf レッドダイヤル型 製造番号 610584です。
ところが何と、手元に有る文献「カメラレビュー別冊・クラシックカメラ専科」
昭和60年3月発行によれば、レッドダイヤル型の製造番号は
No 615001~685000と成っているではないですか。
文献が正しければ、このカメラはブラックダイヤル型に成ってしまうのですが?
コンタクトナンバーはしっかりと赤で刻印されています。なんででしょう???。
今日は12月中旬とは思えない暖かさ、一度積もった雪も融けてしまいました。
運動不足解消のため、裏山散歩に出かけたがめぼしい物は無し。
雪の中から顔を出しているビロードモウズイカの若葉、花もずいぶん遅くまで咲いていた。
名前の通りビロードの様な綿毛が生えているので寒くはないようだ。
ヒマラヤの山中には、綿毛のセーターを着込んだ植物が沢山有るそうだが、
生物の進化にはほとほと感心させられます。
何かの花がドライフラワーに成ってしまったのかな?
エゾリスには会えなかったが、足跡だけはしっかり残っていた。
何だか解りますか?雪の下に掘られた野ネズミのトンネルです。
雪の下は0°C以下には成らないので、冬中このトンネルを通って餌を探す。
キタキツネは僅かな足音を聞きつけ、雪の下の野ネズミを捕らえるのです。
本格的に雪が積もってきたので、手稲山の様子を見に行ってきた。
午前中は快晴で気温-5.0°C、テクテク歩きには絶好の日和である。
頂上へ至る未舗装道路はゲレンデと仮していた。
頂上からロープウエイ山麓駅までは約3.0Kmのコースである。
新しくフード付きペアリフトが出来たので、ロープウエイは休業中。
スキー場はオープンして間もないが、一部コースはすでにコブだらけ。
雪面に木々の影が美しい縞模様を作っていた。
手稲山山頂、左は私の足跡、右はウサギの足跡、積雪50~60cm位か。
シールを貼ったスキーや徒歩で登ってきた人が何人か居た。
途中の急斜面で、大きなザックを背負い新雪をラッセルしながら登っている人が居た。
冬山登山のトレーニングであろうが、並の体力では真似の出来る事では無い。
山頂から新雪の積もった針葉樹の森を見る。
ゲレンデ越しに札幌市街地を望む。
札幌市の人口は190万人に成ってしまったらしい。
美しい星空の写真を撮りたいんだが、この時期は寒いので夜間の外出は躊躇してしまう。
家の窓から写真を撮れば、外灯のナトリュウム灯の光がカブッテしまい絵に成りません。
そこで・・・・ました!!!。
何のこと無い、画像処理で赤色を除去してしまえば良いのです。
これは処理前のオリジナル画像。
これが処理後の写真です。空のバックライトは山の中で撮った様に成りました。
でも、バックライトと星の光のコントラストはいかんともしがたいです。
此ばかりは、オーストラリアの砂漠のど真ん中へでも行かなければなりません。
オーストラリアの砂漠には、ガンマー線望遠鏡が有ります。
高エネルギー荷電粒子が地球大気に突入した時発する、微弱な光を捉える望遠鏡です。
いかに人工の光が無いかの査証です。一生に一度は行ってみたいなぁ。