人外花境

暇人の何でも自然観察日記

主に野歩き山歩き.たまに旅歩きの写真ブログ

フェルメールを見てきた

2022年04月29日 | 写真

柄にもなく、こんなのを見に行ってきた、正面から見ると修復前の絵。

 

表面が特殊加工されていて、斜めから見ると修復後の絵が見える。

このフェルメールの「窓辺で手紙を読む女」以外にも、17世紀オランダ絵画が多く展示されていた。

 

この当時の絵画の特徴を写真で表せばこんな感じ、極端な光りと陰、ミズヒキです。

 

スポットライトを浴びた様な人物の横顔の絵も多くあった、これはミヤマセンキュウ。

 

光と色彩のコントラスト、写真の基本は絵画に学べ、ある写真家が言っていた。

暇人も少しは勉強になったかな、今日はカメラ持って裏山へ行ってこようかな。


桜の蕾と桜貝

2022年04月23日 | 自然観察

今時山へ行っても何も撮る物が無いので、ダケカンバの林の中のトドマツの木です。

 

里ではヒメオドリコソウが咲いた、つい先日までは何も無い草叢だったのに。

 

エゾニワトコの蕾も色ずいてきた。

 

桜の蕾も膨らんできたが、まだ緑色だ。

 

桜は桜でも、先日海で見つけた小さな桜貝。

北海道南部から九州に分布とある、そういえば沖縄では見たことないな。

 

二枚貝の縞模様は潮汐のリズムを現していると何かに書いてあった。

ざっと数えてみたら約90本、満潮・干潮は一日二回有るから、この貝の年齢は45日、本当かな?


4月21日の手稲山

2022年04月22日 | 野歩き山歩き

手稲山はまだ真っ白です、天気が良いので行ってみた。

 

頂上の積雪状況、厚い所ではまだ2.0mぐらいあるかな。

 

スキー場はクローズしていたがまだ十分滑れます、雪質はザラメ雪。

 

ジャンプ台?を作っていた、何かの競技会が有るのかな、若者が板担いで登ってゆく。

 

シウリザクラの冬芽です、花が咲くのは6月になってから。


近所の公園に春が来た

2022年04月19日 | 野の花山の花

近所の公園でミズバショウが満開になった、あんなに有った雪も消え、やはり春はやってくるものです。

 

春一番の花、白とブルーのキクザキイチゲです。

 

キクザキイチゲとフキノトウ、早春の風物詩。

 

キクザキイチゲの花、コバイケイソウとエンレイソウの若葉。

 

ミズバショウはあの大きな葉のクワズイモと同じサトイモ科、ミズバショウの葉も巨大化します。

 

ミズバショウとエゾノリュウキンカ、冬眠から覚めたヒグマは、苦いミズバショウの根を食べて

冬の間に体内に溜まった毒素を排出するのだ、と知床の自然ガイドが言っていた、

ミズバショウの根が苦いだなんて、この人食べたことあるのかな。

 

エゾノリュウキンカは北海道では谷地蕗と言って春の山菜です。

癖のない味なのでお浸しにして鰹節かけて食べると美味しいです。


クジャクチョウ飛び始める

2022年04月17日 | 自然観察

裏山の散歩道もだいぶ春らしくなってきたが、まだ木々に緑は無い。

 

クジャクチョウが越冬から目覚め飛び始めた。

 

フキノトウの脇から小さな蕗の葉が出てきた。

 

アザミの新芽が出てきた、これも春の山菜です。

 

これはゴボウが野生化したものですね、ゴボウは成っていませんが。


帰化植物いろいろ

2022年04月14日 | 自然観察

つい先日まで雪に覆われていた近所の公園にコバイケイソウが芽を出した、北国の春は駆け足でやってくる。

 

地元住民にとっては昔から生えている唯の雑草でしょうが、北国の旅人にとっては珍しい植物。

宮古島の島々で見かけたイネ科の植物、Rose  Natal  Grass、ルビーグラスではないかと思います。

アフリカ南部原産の帰化植物、ネットで調べたら園芸店で販売されていた。

 

これも宮古島の道端に生えていた、北海道では今まで見たことない植物。

 

アブラナ科マメグンバイナズナ、北米原産の帰化植物、唯のぺんぺん草の仲間だった。

 

北海道には自生していないユリ科ヤブランの実、ムラサキシキブとのツーショット。

 

初めて見たときは、なんだこの奇怪な植物は、と思ったが何のことないヒマ(トウゴマ)であった。

アフリカ原産のヒマシ油を採る作物が野生化したもの、南西諸島では至る所に生えている。


北国の植物・南国の植物

2022年04月12日 | 自然観察

北国の春一番の山菜はセリ科アマニュウ、和え物・煮物・油炒め等万能山菜、大きくなっても食べられる。

野山が緑色になってゆく春の訪れは嬉しいものだが、数か月間の冬ごもりは何とも時間の無駄みたいで嫌だな。

 

ヒメノアサガオ(姫野朝顔)(Ipomoea  Obscura)

東アフリカ原産の外来種、沖縄県では帰化し通年道端で咲いている。

 

ミスミトケイソウ(三角時計草)(Passiflora  Suberosa)

中米・南米原産の外来種、沖縄県では道端の林縁で通年開花。

熱帯・亜熱帯の植物は特に花期は無く、花と実を同時に付けているものがある。


春の使者 フキノトウとエルタテハ

2022年04月10日 | 日記

3月21日は春分の日だった、歳を取ると月日の立つのが速い、日の出の場所が北へ寄ってきた。

この頃朝起きたと思ったらもう夜だ、その夜が長い、夜中何度も目が覚めて寝られない。

 

なんて事をしているうちに裏山の雪も解けてきた、あんなに積もっていた雪だったのに。

 

日当たりに良い道端にフキノトウが出てきた、これからは日に日に野山が緑に包まれる。

 

これも春の使者、越冬から目覚めたエルタテハが飛び回っていた、次はクジャクチョウの出番だ。