日本国最西端に沈む夕陽を見るべく、滞在中は毎日クブラバリの有る丘へ通ったがこれが限界だった。水 平線上には常に雲が掛かっており、これ以上沈めばまた雲の中へと入ってしまう。台湾が年に数回しか見えない のも納得できる。黒潮がいかに多くの水蒸気を大気中に供給しているのか、日本の気候風土の原点を見た気 がする。日本列島に多くの恵みをもたらす黒潮は、まず一番にこの与那国島を包み込み北上する。
久部良港を出港するフェリーよなくに。この便は、土曜日に石垣島を出て月曜に与那国を出港する。多くの 観光客は二泊の滞在の後、この船で石垣島へ帰るため出港後は島内がガランとする。
与那国空港は滑走路が延長されたため、このような中型ジェット機の運航が可能になった。私はこの飛行機 で石垣島へ戻り、その日の内に那覇から南大東島へ移動した。南大東島は今回の旅の予定には入っていな かったが、なぜか無性に行きたくなって急遽キップを手配した。与那国島⇒石垣島⇒那覇⇒南大東島⇒那覇 の飛行機代が何と73,300円である・・・ゲッ!高い~。ANAの旅割で新千歳空港~石垣島までが35,300円だ ったのに。近畿日本ツーリストのカウンターの彼女が「高っかいですね~!」売っている本人が驚くんじゃない のって。てなわけで明日からは南大東島からの写真を掲載します。