話題が無いので、今時の野山の写真です。
例によって年寄の早起き、数日前の午前4時半頃の東の空、外はやはり寒い。
明けの明星と三日月、月の欠けた部分の地球照が非常に明るかった。
プラタナス、日本語の正式名称は モミジバスズカケノキ と言うらしい。
例年ならそろそろ葉が色づいても良い頃なんだが、まだ若葉みたいな色してた。
ツタウルシはようやく色づきはじめた。一週間後ぐらいにまた見に行きましょうか。
ダケカンバの林床を黄色に染めるミネカエデの黄葉。
コシアブラの実が黒熟してきた。ただし手稲山の頂上で。
ホソバウンランの花が今を盛りと咲いていた。やはり少し季節が変。
ユリ科ホトトギス、ドギツイくらいに綺麗な花、今頃咲くんだったかな?
やはり今年は変、未だにエゾアジサイが咲いていた。
暇人は暇にまかせて手稲山の紅葉を毎年定点観測している。
中腹から見た頂上北斜面と頂上から眺めた991m西峰である。
ただし毎年同じ月日に行っている訳ではないので多少のズレはあるが、
昨年と今年は異常気象であることが紅葉の進行状況からうかがい知れる。
地球温暖化とは、一律に暑くなったり寒くなったりするのではなく、
異常気象が頻発するようになる、と何かで読んだ記憶がある。どうもその様である。
2008年10月2日 北斜面
2008年10月2日 西峰
2009年10月1日 北斜面
2009年10月1日 西峰
2010年10月7日 北斜面
2010年10月7日 西峰
2011年10月14日 北斜面
2011年10月14日 西峰
2012年10月14日 北斜面
2012年10月14日 西峰
昨日は今年まだ一度も登っていなかった樽前山へSIGMA DP1x 持って行ってきた。
DP1x で樽前山を撮るのは初めて、どんな画になるか楽しみだ。
山麓の紅葉、赤く色づいているのはナナカマドだろうか。
支笏湖のいつもの風景、発色が控えめでナチュラルな画になっている。
溶岩ドームと西山、山の頂上にだけ黒雲が掛かっている。
西山まで往復するつもりだったが、風が強く寒かったのでヤメにした。
東山の頂上は雲の底スレスレ、小雨がパラつき風速15mほどで体感温度0°C、年寄は凍死しそうだったのでさっさと下りてきた。
とにかく風が強く、湖とは思えない白波が立っていた。
湖畔の紅葉はまだまだ先、例年より二週間は遅れている。