人外花境

暇人の何でも自然観察日記

主に野歩き山歩き.たまに旅歩きの写真ブログ

霧の山は涼しいです

2024年07月31日 | 写真

八月に入ると一段と暑さが厳しくなるようで、今にも雨が降りそうな山へ行くと涼しいですが、

いかんせん体が動きません。

 

今頃山ではオオウバユリがどんどん伸びて大きな花を咲かせているだろう。

PCのHDDの中の山へ行っている今日この頃です。


お前は誰だ

2024年07月28日 | 自然観察

クマツヅラ科クマツヅラ、北海道には自生していない植物なので私は知らなかった。

本州以西では道端の雑草であっても知らないものは知らない。

JWST(ジェームズ・ウエッブ・スペース・テレスコープ)の目的の一つに地球外生命体の

痕跡(バイオ・シグネチャー)を探そうとするものがある。

系外惑星の大気に含まれる酸素・オゾン・メタンなどの生命活動の結果排出される物質である。

しかしこれは地球上の生命体の場合であって、宇宙全体に当てはまるとかぎらない。

地球人は、地球上生命体以外を知らないのだから当面は妥当な方法だろうが。

そもそも生命の定義は何か、これも宇宙全体に当てはまるものは知らない。

「Where   are   they?」(彼らは何処に居る?)フェルミのパラドックス、

実はすでに地球に来ているかも知れないが私たちが知らないだけ・・・かも知れない。

ある日、地球外生命体から「お前は誰だ」と問われたとき、私たちは自らの事を説明できるか。

ちょっとだけ死の淵を覗くと、ロクでもないことを考えるようになる。

何処ぞで灯っているロウソク、だいぶ短くなったんだろうな。


スマホとメロン

2024年07月26日 | 日記

脳梗塞でブッ倒れた時は、近所のスーパーへ夕飯の食材を買い出しに行った帰りなので、

身に着けていたものは何がしらの現金と運転免許証の入ったサイフと家の鍵だけ。

これで運転免許証を持っていなければ、私は近所の住人(日本人)なのか不法滞在のアジア人なのか

区別がつかなっかただろう(なにせ会話が出来なかったから)。

人間のアイデンティティとはいったいなんなのか、私がわたしであることを証明することは

不可能なのか、という哲学的問題を考えさせられてしまった。

病院のベッドの上で意識が戻った時、知人友人に連絡しなければと思ったが、

スマホを持たずに家を出たので連絡のしようがない。

電話番号は全てスマホの電話帳の中、私の頭の中には無い。

この時私は何処とも知れない病院のベッドの上で着の身着のまま孤立無援であった。

今や人間のアイデンティティはスマホの中に有り。

メロンが届いた、これは誰が見てもメロンであるが、ベッドの上でもがいている私は誰なのか、

その時私はメロン以下の存在だった。


雨にはアジサイ

2024年07月24日 | 写真

今日は雨、遠くの街並みが霞んで見えます、どうせ何処へも出掛けないからいいんだが。

昨日は病院と近所のスーパーへ買い物に行ったら3,800歩、良い運動になったが疲れた。

 

七月下旬は裏山にヤマアジサイが咲く頃、これは2021年に撮った写真です。

雨にはアジサイの花が良く似合うのだが・・・残念。


お見舞いのコメントいただきました

2024年07月22日 | 日記

今日は暑いです、今現在パソコンの置いてある部屋の室温は32.7℃有ります。

病み上がりの(まだほとんど病人状態ですが)身にとっては応える暑さです。

脳梗塞とはパソコンのCPUが壊れちまった様なもの、脳の病気とは恐ろしいものです。

お見舞いのコメント色々と戴きまして有難うございます、お返しに涼しい(寒そうな)写真を貼り付けました。

いつかまた、道が有ろうが無かろうが、雪の山の中をズボズボと歩き回る日を夢見て。


脳梗塞からの生還

2024年07月20日 | 日記

7月4日夕刻、脳梗塞を発症し道端に倒れているところを救急搬送され、昨日退院してきました。

今はこのとうり両手でPCのキーボードを打つこともでき、後遺症は残っていません。

体力の回復を待ちつつ、またボチボチとブログの更新を続けたいと思います、今後ともよろしく。

追記:また生きて昇る朝日を見ることができます。


マタタビとミヤママタタビ

2024年07月02日 | 自然観察

スーパーの折り込み広告にやたらと「タコを食べましょう」と書いてある、

なにかと思ったら7月1日は七十二候の半夏生だった。

タコはさておいて、北海道に植物の半夏生は自生していないので、かわりにマタタビの葉です。

 

半夏生は半化粧とも書く、マタタビの葉の半化粧です。

葉緑素を捨ててこんな色になるのは、生存戦略上どんな意味があるのか、マタタビに聞いてみたい。

 

こちらはミヤママタタビ、半化粧と言うよりは厚化粧。

ちょいと種類が違うだけで葉の色がこれだけ異なる、植物の世界は不思議が一杯だ。