人外花境

暇人の何でも自然観察日記

主に野歩き山歩き.たまに旅歩きの写真ブログ

もしかして『沈没』?

2007年07月29日 | 今日の雑感雑記

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 今日は参議院選挙投票日、午前中に早々と近くの小学校へ行って済ませて来た。帰り道で出会った風景、 昨日とうって変わった清々しい夏日である。天候が回復したら街へ出て、道立近代美術館と本屋へ行こうと思 っていたのに、なぜかこの時間までダラダラと過ごしてしまった。今日は選挙に行ったから、もう何もする気がな いってこの感じ、何処かの本で読んだ気がする。

 「バックパッカーズ読本」に書いてあったワンデイ・ワンスイング。長期旅行のバックパッカーが、何するでもな く一箇所にズルズルと留まり「今日は郵便局へ行ったからもういいや」「洗濯したから今日はお終い」などとい かにも大仕事をした感じになる『沈没者の心境』そっくりである。いかに毎日ダラケタ生活を送っているかの査 証でありますな、これは。

 退職したら、金は無いが時間だけはタップリ有るので、あれもやろう・これもやろうなんて考えていたのだが、 どうも人生の『沈没者』に成り掛かっているみたい。沈没したバックパッカーも、ある日フト気が変わってまた旅 を続けるのだから、その内尻がムズムズして来るだろう。なにはともあれ、ニセコ連峰全山踏破を成し遂げなけ れば。

 


ニセコの秘湯 薬師温泉

2007年07月28日 | 今日の雑感雑記

 ニセコ連山の山歩きの楽しみの一つに、下山後の温泉が有ります。ニセコ周辺に多々ある温泉の中でも、 秘湯中の秘湯と言えばこの薬師温泉です。入湯料300円也ですが、古い・汚い・ボロイ・湯船以外何も無しなんで す。でも、秘湯巡りをしているその筋の方には、たまらない温泉だと思います。

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 湯船は、透明湯と濁り湯の二つ有ります。これはチョイト失礼して濁り湯の写真を撮らせてもらいました。どち らも湯の湧く川底をそのまま囲って湯船にしているため、水深1.0m以上有ります。透明湯は男女別ですが、濁 り湯は混浴です。宿泊施設も有り、昔の湯治場そのままです。

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北海道も夏本番

2007年07月27日 | 今日の雑感雑記

 北海道の七月下旬から八月上旬にかけては、夏本番の季節です。子供の頃の記憶では、八月のお盆を過 ぎれば秋風が吹いてきたのですが、昨今は八月一杯は夏の様な感じ。やはり地球温暖化なんでしょうか?

 野山では、オオアマドコロやサンカヨウの実が熟してきました。暑い夏が続くとは言え、この実を見れば否が 応でも秋がやって来る事を実感します。

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これは突然変異?

2007年07月23日 | 今日の雑感雑記

今日の午前中は、今月三回目の手稲山花観察に行ってきました。野山の花は、10日も経てばガラリと入れ替 わるのです。ゲレンデの草むらの中で、こんな花を見つけました。全体の立ち姿や葉の形、雄しべ雌しべの形 などからシロバナニガナだと思うのですが?だとすればピンク色のニガナなんて始めて見ました。それとも全く 別の花?何方か知っている方居りましたら教えて下さい。

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ホソバウンラン

2007年07月22日 | 今日の雑感雑記

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 昨日は久しぶりに手稲前田森林公園へ行って来た。外周をゆっくりと散歩すれば、小一時間はかかる。休 日なので大勢の人が、犬の散歩・タダの散歩・ジョギング・ローラースケートなどなど。私のようにデジカメ持って、 足下の草むら覗き込んでいる人は居なかった。山野草の花写真リストに一つ追加出来ました。ゴマノハグサ科 ホソバウンラン(細葉海蘭:別名セイヨウウンラン)

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 これはただのウンラン、海岸の砂地に生える。(春国岱で撮影)


神仙沼とミツガシワ

2007年07月21日 | 今日の雑感雑記

 昭和3年当時に此処まで来るには、延々と藪漕ぎだったんだろうね。それにしても、こんな山の中に道場を 作ろうなんて、まともじゃない気がするが。

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 6月19日には、ちょうどミツガシワの最盛期でした。UPで見るとユニークな花ですね。着飾ったど派手なオネ ーチャンを連想してしまいました。

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チセヌプリとゴゼンタチバナ

2007年07月19日 | 今日の雑感雑記

 長沼越しに見たチセヌプリ、チセヌプリ=家(型の)山、竪穴式住居の屋根によく似ている。長沼周辺には湿 原が形成されておらず、見るべき花はほとんど無い。観光客はこの風景を眺めて、そそくさと帰って行く。

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 ニセコ山系何処へ行っても咲いているのがゴゼンタチバナである。

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 ミヤマホツツジ、めしべの先が釣り針状に上方に曲がっているのが特徴。

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 ただのホツツジ、めしべの先が真っ直ぐ延びている。(道南の恵山で撮影)

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