人外花境

暇人の何でも自然観察日記

主に野歩き山歩き.たまに旅歩きの写真ブログ

波照間島あれこれ・・・お終い

2010年12月29日 | 島旅:西表島・波照間島

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雪の結晶がキラキラ輝く様子はとっても綺麗なんですが、見たとおりの写真はなかなか撮れない。

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集落内のフクギ並木とサンゴ石の石垣、八重山の集落の素朴な原型が残っている。

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フクギの屋敷林と石垣に囲まれた赤がわら屋根の古民家。

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竪穴式住居じゃありません。女性の神職者が篭もって神オガミする場所「神アシャゲ」。

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琉球石灰岩で作られた新築の墓、間借りして住みたい程に立派な墓である。

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短足チビ人間も島では足が長くなるのだ。

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バナナの葉っぱとウナズキフヨウの花。

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暮れも押し迫ってきたのに、何時までもこんな事やってられないので波照間島シリーズはお終い。

写真はまだまだ沢山有るし、石垣島編も有るのだが何れまた。

帰りは福岡空港で乗り継ぎだったので飛行ルートは日本海上空、右奥に富士山が見えた。


雪と氷とハイビスカス

2010年12月28日 | 島旅:西表島・波照間島

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裏山の散歩道も完全に冬の佇まい、来年の4月下旬まで緑色は笹の葉だけの世界です。

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12月下旬、雪と氷の世界と化した星置の滝、見ているだけで寒くなる。

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12月上旬、波照間島の道端の一風景、飛行機を三回と船を一回乗り継げば半日で

雪と氷の世界と陽光煌めく緑の世界を行き来出来る。狭い日本も捨てたもんじゃないね。

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パパイアの木の生命力はすごい、折られても切られても次から次へと花を咲かせ実をつける。

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石垣に絡みついたナーベラー(ヘチマ)、ちょうど食べ頃の実が成っていた。

ナーベラーの味噌炒めは私の大好物である・・・・沖縄にはもっと美味い物が有るだろう、と言われた。

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端っこ大好き人間は、是非とも此処へ行かなきゃ。

波照間島最南端の地、何の変哲もない隆起珊瑚礁の出っ張りだが、有人島では日本国の最南端。

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島の南側にはリーフが無く、直接太平洋の荒波が打ち付ける。

ここへ飛び込んだら確実に死ねるなと思う半面、ハイビスカスの咲き乱れる明るい道を通って

此処まで来る間に死のうなんて考え無くなってしまうかも。

人間生きていりゃぁ何とかなるさ・・・・「ナンクルナイサァ~」である。

南の島には凝り固まった精神をグニャグニャに揉みほぐす作用が有る。

人生に行き詰まったらこの島へ来て、一日中ボケーッと海を見ているといい。

えっ?私、暇なバカ人間の脳味噌は最初からグニャグニャで何も考えていません。


波照間島で空を見る

2010年12月27日 | 島旅:西表島・波照間島

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八重山諸島はキビ刈りの時期を迎えていた。一本一本手作業、気の遠くなるような仕事です。

宿泊した民宿みのる荘の窓から撮った写真、目の前に琉球王朝時代の見張り台

および烽火台であるコート盛が見える。たしかに此処からなら西表島との間の海域を

一目で見ることが出来ます。海の向こうに連なる陸地は西表島です。

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12月8日 19:20頃、コート盛を前景に北の星空を撮ってみた。

データは、Nikon  D90  16mm  F 3.5  39秒 ISO2000  です。

コート盛はヘッドランプでライトアップしてあります。

中央やや右上にカシオペア座のWが逆さまに写っています。

アイスランドの火山灰、中国からの黄砂に薄雲が掛かって空の透明度はいまいちでした。

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日の出前東の空に-4等級まで増光した金星を撮ってみた。

ソフトフイルターで星像を滲ませてあります。

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孤島の朝日は、水平線からポンッと出てくるのでドラマチックなのです。

ある夜旅作家が、これからは「サイトシーイング(sightseeinng)からナイトシーイング

(nightseeing)へ」と書いていたが、暇人は大いに賛成なのです。


波照間島の碧い海

2010年12月25日 | 島旅:西表島・波照間島

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年寄りに冬の寒さは身に滲みるが、かといって引きこもっていては体に悪いので

近所の公園へ散歩に出かけた。

こんな風景は見ているだけで寒くなる上に、雪がちらついてきたので早々に帰る。

ただ寒かっただけの散歩であった。

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西表島でタップリと濃厚な緑の世界に浸った後は、波照間島へ移動して

碧い海からエネルギーをもらって帰ります。波照間島といえば、定番のニシ(北)浜ビーチの海。

水平線の向こうにうっすらと大きな西表島が見えています。

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夏の暑い盛りならば観光客で溢れかえっているニシ浜ビーチですが、

さすが12月ともなれば「誰も居ない海」なのだ。

人が居ようが居まいが、砂浜と海の色は勝手に綺麗なのです。

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イリオモテアザミの花、ハマユウの緑の葉、モンパの木、白い砂浜に碧い海と

一応南の島の役者をそろえてみました。

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モンパの木は海岸のパイオニア植物なのです。

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ハマユウが一本だけ咲き残っていた。

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ニシ(北)浜から浜崎を回り込んでペー(西)浜へ出ます。本当に八重山の方言はややこしい。

誰も居ない砂浜を、立ったり座ったり歩いたり、時速1.0kmで進みます。

こんな時は、本当に暇人で良かったなぁ、と思った。

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波照間島の観光案内には大抵島の西の端の所に「ハマシタンの群落 樹齢数百年と

いわれる町の天然記念物」と記されています。

ハマシタン?どんな植物かと思ったらミズガンピの別名だったのですね。

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縮れた花びらが特徴のハマシタン(ミズガンピ)の花です。

ハマシタンの古木は三線(さんしん)の棹に使用するそうで、漢字では「浜紫檀」と書くのかな?

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波照間島の西の端の毛崎に、サンゴの欠片だけで出来た小さな入り江が有りました。

誰も居らず、波も風も静かで日の光は燦々と降り注ぐ、しばし昼寝と決め込んだが

背中がゴツゴツとして寝心地が悪かった。昼寝は砂浜にかぎる。


西表島の海岸を散歩する

2010年12月23日 | 島旅:西表島・波照間島

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銭函から石狩にかけての海は遠浅の海岸なんだが、北風が吹けば荒れ狂います。

風は冷たいし波シブキはかかるはで、冬の海岸なんぞは散歩するもんじゃありませんな。

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西表島の星立海岸です。12月6日の前後は大潮なので潮の引いた海岸を散歩します。

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12月上旬で気温30°、「此処は本当に日本か!」と蝦夷地から来たバカ人間は叫ぶのであった。

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潮の引いた砂浜には波の跡「漣跡」が残ります。

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これは同じ場所に有った岩の表面に刻まれた昔の漣跡、昔と言っても

新第三紀 中新世 の八重山層群の砂岩だから、少なくとも1000万年は昔の波の跡です。

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八重山層群の中の石炭層、漣跡に石炭層ですから、昔もここは潮が引けば砂浜が広がる様な

浅い海だったのでしょう。

1000万年前にバカ人間はまだ居なかったが、色々な動物がこの砂浜を行き来していたのだろう。

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アクロバティックな生え方をしていた蘇鉄の木です。生命力の凄さに感心しました。

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ここは星砂の浜です。12月に泳いでいる物好きが一名居ました。

「枯れ木に花が咲く」とは言いますが、ほとんど枯れ木にしか見えない木の幹から

緑の葉を茂らせているモンパノキです。

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今時はこんな物しか咲いていません。ヒユ科イソフサギ(磯塞ぎ)の赤い花です。

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アカネ科ソナレムグラの小さな花です。名前の由来は「磯馴ムグラ」から。

筒状の花の先が四裂し、中心部は細毛に覆われ中が見えないのが特徴です。


白浜旧道とトウツルモドキ

2010年12月19日 | 島旅:西表島・波照間島

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船浮からの帰りは白浜旧道を通って祖納までブラブラと歩いて帰ります。

この白浜旧道沿いの林は、3月~4月にかけて無数のヤエヤマボタルの光で埋め尽くされます。

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白浜旧道の峠から逆光に輝く白浜の海を見る。

海上の黒い点々はシーカヤックの群れ、水落の滝へでも行くのかな。

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白浜旧道から田圃越しに祖納漁港を見る。

西表島は水資源が豊富だったため、古来より稲作の島だったのです。

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トウツルモドキ科トウツルモドキ(籐蔓擬) つる性の常緑低木 沖縄~東南アジア~アフリカに分布。

15m程に成るので、昔の人はロープ代わりに利用していた。

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葉の先端がツル状になり、何にでも絡みつく。

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葉っぱの孔に絡みついたトウツルモドキの葉の先端。

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何時でも何処にでも咲いているチリメンナガボソウの花。

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やっぱりヒカゲヘゴを見ると写真に撮らずにはいられません。


脂肪肝とイダの浜

2010年12月18日 | 島旅:西表島・波照間島

先日血液検査で γ-GTP が264(正常値は73以下)も有ったので、肝臓その他の臓器の

超音波検査を受けてきた。

結果は肝臓に脂肪が付いている、であったが医者に「良かったね、脂肪肝で」と言われた。

当方は検査技師に「肝臓に脂肪が付いている」と言われた時点でドキッ!であるが

医者は、良かったね、である。

よくよく話を聞いてみたら「酒飲みの脂肪肝は、酒をひかえ運動をすれば治るが

酒も飲まないのに脂肪が付く人は、いずれ肝硬変から肝臓ガンに成る、だから良かったね」

ウ~ム、良かったのか悪かったのか、複雑な思いで帰ってきた。

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ここは西表島の西の端、白浜の港とヤエヤマヒルギ。

船でしか行けない陸の孤島、船浮集落へはここから10分ほど。

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集落と言ってもこれしか無いのである。観光客は真っ直ぐイダの浜へ向かう。

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どこの離島でもそうだが、小中学校の校舎だけは異常に立派なのである。船浮に児童生徒は居るのかな?

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林の中の細い道を抜けるとイダの浜が見えてくる。12月4日、今日は天気がよいので海の色が綺麗だ。

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イダの浜の看板とモンパの木、誰も居ない。

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白浜から岬を回り込んで来たのか、シーカヤックが二艘。奥の島影は外離島。


浦内川の滝と炭坑跡

2010年12月16日 | 島旅:西表島・波照間島

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たいして珍しくも面白くもないが、此処まで来た以上写真の一枚もと思い撮ってきました。

大分前から滝へ降りる道は通行止めで、現在はこの展望台からしか見ることが出来ません。

勝手に滑って転んで怪我をした観光客が「注意の看板が無かったせい」と文句をつけるためとか。

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こちらはカンピレーの滝、滝と言うよりは早瀬である。

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浦内川乗船場から支流のウタラ川沿いの道を15分程歩けば、この宇多良炭坑跡に出ます。

レンガ作りのトロッコ線路の橋脚に絡みついているのはアコウの木です。

くわ科のアコウは、他の木の上で発芽成長し絡みついた根で根付いた木を枯らしてしまうため

「絞め殺しの木」とも呼ばれています。

カンボジアのアンコールワットを連想した、やはりここは亜熱帯の島だ。

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道も整備され、こんな立派な見学施設が出来ていました。

でも西表島の炭坑は、ちょいとそこいらを掘ると白骨累々の悲惨な地獄のタコ部屋炭坑だったのです。


浦内川遊歩道

2010年12月14日 | 島旅:西表島・波照間島

浦内川の軍艦岩船着き場からカンピレーの滝までの約2.0kmが浦内川遊歩道で、

その先東部地区の大富までは西表島横断道となる。

今回の旅の目的の1つは、この遊歩道をブラリノンビリと歩き、濃密な緑の世界に

心ゆくまで浸りきることである。

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バカ人間の脳味噌は単細胞生物のそれと同様だから(すなわち脳も神経も無い)

この様なゴチャゴチャとした植物の世界に浸っていれば心安らぐのだ。

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巨木に絡みつくツルアダン。

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板根状の巨木の根。

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小さな滝が有ったりしてジャングルの雰囲気を盛り上げる。

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巨大なクワズイモの葉が山道を覆う。

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シマオオタニワタリとツルアダン。

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ハブカズラとツルアダンが絡みつく。

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ヤシ科のコミノクロツグが頭上に覆い被さる。

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ヒカゲヘゴ、この一枚を撮るために西表島まで行ったようなもの。

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ヒカゲヘゴの新芽、巨大なワラビかゼンマイ、山ダイコンと言って食用になる。


西表島の祖納に泊まる

2010年12月13日 | 島旅:西表島・波照間島

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近所の公園も雪が積もり、ナナカマドの赤い実だけが目立つようになりました。

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一方3000km離れた八重山諸島では、亜熱帯の緑がてんこ盛りです。

でも、年がら年中この風景というのも季節感が無く、ちょいと考え物ではありますな。

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西表島では、琉球王朝時代からの古い集落である祖納集落に宿を取った。

西表島は三度目だが、一度は歴史のある集落に泊まってみたかった。

これは祖納集落の御嶽、沖縄本島から宮古島ではウタキ、八重山ではオンと

呼んでいるが、地元の人は唯単にオガミ(拝み)と言っていた。

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古い集落とは言っても、せいぜいこの程度の古民家が保存されているだけ。

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祖納集落の南側の海岸、左側の小島が有名な?まるまぼんさん。

中央奥は外離島、その左側は内離島で年中裸で暮らしている(まだ生きていればだが)

長崎サンが一人で住んでいる。

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祖納に有る子午線モニュメント、この地点を東経123° 45' 6.789"の子午線が通っている。

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午後8時05分になれば子午線モニュメントからレーザー光線が南の空へ向かって照射される。

この夜は薄雲が出て星空があまり良く見えなかった・・・・残念。

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別の日に撮った東の空から昇る牡牛座とスバル、薄霞と黄砂のため星の数が少ない。

離島の夜空は暗いため、スカッと晴れていれば星の数ほどの満天の星空なんだが。