人外花境

暇人の何でも自然観察日記

主に野歩き山歩き.たまに旅歩きの写真ブログ

花を求めて八重山へ

2007年03月13日 | 今日の雑感雑記

Photo_456

 一昨日までは道路の雪も解け、このまま春に成ってしまうのではないか、と思はれる程の陽気だったが一 転して冬に逆戻り。三月中旬とは言え、やはり北海道の冬は甘くはなかった。北海道の野山に花が咲き始める までは、まだ少し間が有りそうだ。

 宮古・八重山諸島は北海道から南へ二千数百キロ、この時期は「ウリズン」と呼ばれる新緑の季節。平均気 温も20°Cとなり、デイゴやテッポウユリの花が咲き始めるころ。亜熱帯の自然を求め、八重山諸島を一ヶ月程 ウロツイテ来ます。いい歳こいたオヤジが、バックパック一つで貧乏旅行です。

 したがってこのグログ「人外花境」は一ヶ月ほど休みとさせていただきます。面白い写真や珍しい写真が撮 れたら、帰り次第また投稿させていただきます。それにしてもこの天気、明日飛行機が飛ぶのかな?


北海道の野の花・その31

2007年03月11日 | 写真

Photo_453

バラ科オニシモツケ(鬼下野) 渡島半島 横津岳 2006.06.29撮影

Photo_454

バラ科マルバシモツケ(丸葉下野) 渡島半島 恵山 2005.06.19撮影

Photo_455

バラ科ホザキシモツケ(穂咲下野) 根室半島 春国岱 2006.08.21撮影

一口メモ:シモツケとは、栃木県(下野国:しもつけのくに)で発見されたシモツケ(木本植物)

      に由来する。マルバシモツケ・ホザキシモツケは、一見草本植物に見えるが

      立派な木本植物(樹木)である。


北海道の野の花・その30

2007年03月10日 | 写真

Photo_449

ナデシコ科アポイマンテマ(漢字名は無い) 様似町 アポイ岳 2006.08.23撮影

Photo_450

ナデシコ科マツヨイセンノウ(待宵仙翁) 七飯町 大沼公園 2005.09.06撮影

Photo_451

ナデシコ科エゾマンテマ(漢字名は無い) 小樽市 塩谷丸山 2006.08.15撮影

Photo_452

エゾマンテマの咲いていた塩谷丸山の頂上付近岩場

一口メモ:マンテマとは、いかにも奇妙な名前なので、その由来について

      ネット上に色々と情報が掲載されています。興味の有る方は調べてね。


デジカメ望遠接写技法

2007年03月10日 | うんちく・小ネタ

 バカチョンデジカメで、簡単に超望遠撮影と超接写撮影が出来ます。大きく重たい機材を持ち歩かなくても、 これなら旅先でも簡単に撮影を楽しむことが出来る。これもひとえにデジカメのオートフォーカス機能と高感度(シ ャッタースピードが早く手ブレしない)ゆえです。

Photo_444

 今回使用した機材は、カメラはPENTAX  Optio S・双眼鏡はNikon 6×15・ルーペはCarton 18×です。

Photo_445

 Optio Sの接写機能を使用して撮影した一円玉。

Photo_446

 レンズの前にルーペを付けて撮影すれば、この通りになります。

Photo_447

 Optio Sの三倍光学ズームで撮影した看板。

Photo_448

 レンズの前に双眼鏡を付けて撮影すれば、この通り。やはり周辺部の画像は悪化します。

 パソコンで中央部の画像だけをトリミングすれば、十分使用に耐えます。

 もっと大きな双眼鏡や望遠鏡を三脚に固定し撮影すれば、超超望遠撮影が可能です。


北海道の野の花・その29

2007年03月09日 | 写真

Photo_439

ツツジ科エゾノツガザクラ(蝦夷栂桜) 大雪山 旭岳 2005.07.31撮影

Photo_440

ツツジ科コケモモ(苔桃) 渡島半島 横津岳 2006.06.29撮影

Photo_441

コケモモの実

Photo_442

ツツジ科シラタマノキ(白玉乃木) 渡島半島 横津岳 2005.07.16撮影

Photo_443

シラタマノキの実

一口メモ:シラタマノキの実はとっても薬くさい、たしかサルメチールの臭いだったと思う。


北海道の野の花・その28

2007年03月08日 | 写真

Photo_437

センリョウ科ヒトリシズカ(一人静) 横津岳 2006.05.21撮影

Photo_438

センリョウ科フタリシズカ(二人静) 函館市郊外 2005.06.05撮影

一口メモ:フタリシズカは花の数が二本なのでフタリシズカと命名されたが

      中には花の数が三本~四本の物も有り、賑やか状態である。


北海道の野の花・その27

2007年03月07日 | 写真

Photo_432

セリ科オオハナウド(大花独活) 函館市 函館山 2005.06.09撮影

Photo_433

オオハナウドの花UP

Photo_434

セリ科シャク(コジャク) 函館市 函館山 2005.06.09撮影

Photo_435

シャクの花UP

Photo_436

セリ科ハクサンボウフウ(白山防風) 様似町 アポイ岳 2006.08.22撮影

一口メモ:オオハナウドとシャクは美味しい山菜です。シャクは人参そっくりの味がします。

      ハクサンボウフウもたぶん食べれると思うが(責任は持ちません)食べてはいけません。

      一応は高山植物なので。


北海道の野の花・その26

2007年03月06日 | 写真

Photo_428

スミレ科タチツボスミレ(立坪菫) 横津岳山系 庄司山 2005.05.14撮影

Photo_429

スミレ科ウスバスミレ(薄葉菫) 函館市 函館山 2006.05.19撮影

Photo_430

スミレ科オオバキスミレ(大葉黄菫) 江差町 元山 2005.05.29撮影

Photo_431

江差と言えばこの人、江差の繁治郎です。かなりローカルな有名人なので知らない人は知らない。

一口メモ:スミレ科は種類が多すぎて区別が付かないので、とりあえず三種類だけ。


北海道の野の花・その25

2007年03月05日 | 写真

 やっと25番目の科まできましたが、残りまだ29科有ります。これからも一日一科のペースで掲載します。

Photo_425

スイレン科コウホネ(河骨) 函館市郊外 2006.07.02撮影

Photo_426

コウホネの花UP写真

Photo_427

スイレン科ヒツジグサ(未草) 渡島半島 横津岳 2005.08.28撮影

一口メモ:ネムロコウホネ・オゼコウホネの葉は水面に浮かんでいるが

      コウホネの葉は空中に突きだし、長楕円形をしている。