いやぁ~、ここ二三日は良く雨が降りましたなぁ、何やら昨年の7月に似てきました。
昨年の北海道の7月は、記録的な日照不足と長雨で農業被害が600億円に上る
という統計が有るそうです。
もしかしたら北海道で、この様な気候が定常化するかも知れないという説も有ります。
毎日雨か曇りなので晴れた夜空が懐かしくなり、昔撮った沖縄のアルバムを捲ってみた。
石垣島の離島桟橋で撮ったオリオン座、中央右下がシリウスとおおいぬ座。
石垣市は人口約4万人で日本最南端の大都会、したがって夜空も結構明るいのです。
でも南十字星が市内から見えるそうです。
西表島の船浦に有る民宿 いるもて荘の庭で撮ったオリオン座。
これは肉眼で見た光景に近い写真です。
庭先が窓からの光で明るいのですが、空が暗いため星がギラギラと輝いて見えます。
ここまで来れば石垣島の明かりは余り気になりません。
同じく西表島の船浦で撮ったおおいぬ座、右下の明るい星はりゅうこつ座のカノープス。
カノープスは北緯35°以北では地平線の下で見ることは出来ません。
ここ西表島の船浦は北緯24°、冬の空低い位置に見えます。それにしてもこの空の暗さ、うらやましい。
これは西表島の南の端、南風見田の浜で撮ったオリオン座。
この夜は月が出ていたため、空の色が黒ではなく青みがかっています。
月夜でもこれだけのコントラストで星が写り、いかに空が暗く透明度が良いか解ります。
ケラマ諸島の阿嘉島で撮ったオリオン座とおおいぬ座。
となりの慶留間島がシルエットになり、夜空の方が明るい。
夜空は星明かりの他に「夜光」に満ちているので其れなりに明るいのです。
真夜中に写真を撮っていたら、明かりも持たず隣の慶留間島まで歩いて行く人が居た。
日本人の中にもモンゴル人かマサイ族みたいな視力の人が居るものだ。