人外花境

暇人の何でも自然観察日記

主に野歩き山歩き.たまに旅歩きの写真ブログ

沖縄でオリオン座とカノープス

2010年07月31日 | 写真

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いやぁ~、ここ二三日は良く雨が降りましたなぁ、何やら昨年の7月に似てきました。

昨年の北海道の7月は、記録的な日照不足と長雨で農業被害が600億円に上る

という統計が有るそうです。

もしかしたら北海道で、この様な気候が定常化するかも知れないという説も有ります。

毎日雨か曇りなので晴れた夜空が懐かしくなり、昔撮った沖縄のアルバムを捲ってみた。

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石垣島の離島桟橋で撮ったオリオン座、中央右下がシリウスとおおいぬ座。

石垣市は人口約4万人で日本最南端の大都会、したがって夜空も結構明るいのです。

でも南十字星が市内から見えるそうです。

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西表島の船浦に有る民宿 いるもて荘の庭で撮ったオリオン座。

これは肉眼で見た光景に近い写真です。

庭先が窓からの光で明るいのですが、空が暗いため星がギラギラと輝いて見えます。

ここまで来れば石垣島の明かりは余り気になりません。

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同じく西表島の船浦で撮ったおおいぬ座、右下の明るい星はりゅうこつ座のカノープス。

カノープスは北緯35°以北では地平線の下で見ることは出来ません。

ここ西表島の船浦は北緯24°、冬の空低い位置に見えます。それにしてもこの空の暗さ、うらやましい。

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これは西表島の南の端、南風見田の浜で撮ったオリオン座。

この夜は月が出ていたため、空の色が黒ではなく青みがかっています。

月夜でもこれだけのコントラストで星が写り、いかに空が暗く透明度が良いか解ります。

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ケラマ諸島の阿嘉島で撮ったオリオン座とおおいぬ座。

となりの慶留間島がシルエットになり、夜空の方が明るい。

夜空は星明かりの他に「夜光」に満ちているので其れなりに明るいのです。

真夜中に写真を撮っていたら、明かりも持たず隣の慶留間島まで歩いて行く人が居た。

日本人の中にもモンゴル人かマサイ族みたいな視力の人が居るものだ。


最近撮った唯の写真です

2010年07月27日 | 写真

今日は朝からドンヨリ曇り空、夕方にはにわか雨、話題が無いので唯の写真です。

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昨日7月26日は東の空に満月でした。

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月は東に日は西に、西の空に夕陽が沈みます。

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キリが立ちこめてきた山道です。

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たまには白黒写真でキリの風景です。

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室蘭のトッカリショ浜、海の色見ていたら沖縄へ行きたくなってきた。

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登別の大湯沼です。看板に「表面50°C 最深部130°C 中洲に入ると埋まります」と書いてある。

そんな熱い湯に誰も入りませんて。

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源泉100%かけ流しの実に正しい露天風呂なのです。入りたいなぁ~。

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これはヤマオヤジではなく、唯のだらけたオヤジグマなのです。

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エゾアジサイとシダの葉です。


手稲山のヤナギランが満開

2010年07月25日 | 野の花山の花

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手稲山のヤナギランがほぼ満開の時期となりました。

上空は晴れているのですが、時折キリが流れてきます。

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キリが晴れるとピンク色の花が青空に映える・・・・夏だ!

今日の山頂の気温は20°Cで爽やかでした。

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今年はゲレンデ一面がピンク色に染まるかと思ったのですが、まぁこんなものか。

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ヤナギランに混じってヨツバヒヨドリがそろそろ開花します。

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エゾアジサイ、今がちょうど見頃です。

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オオバタケシマランの実が赤く熟してきました。

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アカイタヤの若葉は赤いのです。


焼尻島の奇木・珍木

2010年07月23日 | 島旅:焼尻島

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今日の札幌地方は朝から濃霧に小雨霧雨、ちょいと車を走らせ裏山の偵察へ、

霧の中に佇む森の写真撮ってきました。

所によっては視界10m、小さなお子さん連れたご家族が遊びに来ていました。

子供達は霧の中でキャーキャー・ギャーギャー、面白がっているのか怖がっているのか?

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焼尻島の森の中にはこの様に、グニャグニャとした樹木が沢山有ります。

これ何ぞは単なるひこばえ(孫生・本来の漢字は難しくて解らない)だと思うのだが。

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たとえばオンコの木のこんなのとか

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こんなのとかが沢山有りますが、どって事無い。

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でも此はスゴイ、厳島神社の境内に有ったイタヤカエデの木なんですが、

真っ二つに断ち割って180°に開き、そのまま成長させた様です。


焼尻島

2010年07月22日 | 島旅:焼尻島

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バカ人間のバカの一つ覚えでまた1つ日本の端っこへ行ってみた。

焼尻島の西の端っこ、鷹の巣園地から眺めた天売島である。

今回はこの岬の先端に立っても、端っこへ来たという実感が湧かない。

焼尻島は北海道島の羽幌と天売島の間に有り、地図が頭の中に有れば端っこ感が消えてしまう。

やはり端っこの先は海か空か真っ暗な地の底か、何も無いほうが良い。

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何も無いと言えば本当に何も無い島、有るのはこのイジケタ枝ぶりのオンコの木と、

顔の黒いヒツジの群れだけである。

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フランス料理の食材とされるサフォーク種のヒツジである。

7月5日・6日は焼尻めんよう祭りが催され、此奴ら大分食われてしまったらしい。

パンフレットには「食通垂だの貴重なラム肉をご賞味あれ」と書いてあった。

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フェリーおろろん2のキャラクター、気に入った。


焼尻島へ

2010年07月19日 | 今日の雑感雑記

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昨年の今頃何をやっていたか日記を調べたら礼文島へ行ってた。

では一昨年はと言うと天売島へ行ってましたな。

て~ことは、北海道の離島有人5島の内行ったこと無いのは焼尻島だけってことになる。

これは端っこ大好きバカ人間の沽券に関わる(それ程の話しでもないが)ので

明日一泊で行ってきます。この写真は天売島から見た焼尻島です。

今度は焼尻島から見た天売島の写真撮ってきますが、明日の天候がどうも怪しい。

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表題とは関係ないが、今時咲いているエゾタツナミソウの花です。


今日は最悪の山歩き

2010年07月18日 | 野歩き山歩き

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今日は星置川沿いの林道を通って銭函川との分水嶺、標高450mの峠まで散策です。

この林道は途中までは奥手稲山へのルートでもあるのですが、この様な採石場の中を

通らなければならないので、操業が休みの日曜日しか行けません。

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砂利道の林道を銭函天狗岳の麓めざして約5.0km程歩きます。

写真では快適な山歩きの様に見えるでしょうが、今日は今シーズン最悪の日でした。

何故かと言えば「高温・多湿・無風・藪蚊・ブヨ」の5点セットで気も狂わんばかり、

ボコボコに刺されるは、汗が滝のようで体重も3.0kgは減ったでしょうか。

来週の日曜日は奥手稲山を考えていたのですが、秋口まで行くの延期します。

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南側から見た銭函天狗岳の大岩壁です。

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峠から銭函川側へ向かって大規模な林道工事が行われていた。

こんな所にこんな道路が必要なんでしょうか?人目に付かない所で自然破壊が進んでいる。

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今日唯一つの慰めは、道端に咲くエゾアジサイの花でした。


手稲山のヤナギラン

2010年07月16日 | 野の花山の花

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頂上付近のゲレンデのヤナギランが咲き始めました。

まだ咲き始めですが、今年は大群落に成りそうです。

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この付近はポツリポツリとしか咲いていませんが、各株全て蕾を付けていました。

全て咲きそろうと今年は凄いことに成りそうです。

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一週間後には、見えている範囲が全てピンク色に染まるかも知れません。

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オオウバユリに絡みついたツルニンジンです。

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ニガナの花に留まったシジミチョウです。