人外花境

暇人の何でも自然観察日記

主に野歩き山歩き.たまに旅歩きの写真ブログ

狩場山登山番外編

2009年09月30日 | 野歩き山歩き

Photo

1982年10月に撮った狩場山頂上の写真が有りました。

鳥居が新しくなっている、登山者の服装にも時代を感じます。当時はハイソックスがはやっていた。

Photo_2

同じく1982年当時の千走川温泉の建物です。人物は若き日のバカ人間。

Photo_3

現在の千走川温泉の建物、隔世の感がありますな。

Photo_4

賀老の滝への道は工事中で通行止めだった。

第二展望台からも見えますよと書いてあったので行ってみたが、この程度じゃ見えるとは言わない。

Photo_5

ついでに炭酸水が湧き出ているという「ドラゴンウオーター」を見に行く。

場所は案内板が有るのですぐに分かります。

Photo_6

ここからポコポコと湧きだしているのだが、湧出量は毎分100cc程度か。

飲んでみたら確かに炭酸水、ではあるが鉄分が多く金気臭くてハイボールを作ろうとは思わない。

基本的には千走川温泉の泉源と同じ物か。

狩場山はおおよそ100万年前の前期~中期更新世の火山、熱源から遠く離れた冷泉なんでしょう。


狩場山からの風景

2009年09月29日 | 野歩き山歩き

Photo

真南の方角、中央の平たい山が遊楽部岳(1277m)、左端雲の下が雄鉾岳(999m)。

Photo_2

瀬棚の海岸と手前は真駒内コースの尾根。

Photo_3

逆光に輝く日本海に浮かぶ奥尻島。山の上からはすぐ近くに見える。

Photo_4

右がカスベ岳(1049m)、左がメップ岳(1147m)。

Photo_5

須築の沢と右岸尾根。茂津多コースは標高差1255m、距離10.0kmも有る。

Photo_6

須築の沢の上流部、ここを沢詰めして登ってくる猛者も居るそうだ。

Photo_7

賀老高原林道の正面に大平山(1191m)が見える。

帰りに登山口まで行ってみたが、高速道路みたいな道が付いていた。

ありゃ無駄な公共事業の典型だな、現在工事は中断している様だったが。


狩場山新道コース

2009年09月28日 | 野歩き山歩き

Photo

賀老高原キャンプ場から狩場山の全景、中央奥の尖った所が頂上です。

昨夜は此処で宴会と車中泊、夜中に雷雨で目が覚めた。

Photo_2

ズームUPしてみます。右が狩場山(1520m)、左の岩山が南狩場(1464m)。

Photo_3

キャンプ場から約5.0kmで登山口、ここは標高700mですから頂上までは820mです。

真駒内千走線林道は、ここから先通行止めになっていました。

Photo_4

二合目付近まではダケカンバの巨木が、まだ紅葉には少し早い。

Photo_5

東狩場(1319m)です、旧道コースはこの斜面を巻いているが、今は廃道状態とか。

Photo_6

七合目付近のお花畑、赤く色づいているのはオトギリソウか。右上の岩山は南狩場。

Photo_7

南狩場の岩山、ルートは此処を直登しているので結構な登りを強いられる。

此処まで来れば、日本海と須築の沢の全望を見ることが出来る。

Photo_8

南狩場を過ぎれば、後は平坦な尾根道を坦々と歩くだけ。

Photo_9

途中にこんな小さな沼が有ったりして、かっては一帯が高層湿原だった様です。

Photo_10

そして傾いた小さな鳥居が有る頂上へ。

年寄り二人組ここまで3時間20分も掛かってしまった。ほとんど弥次喜多道中です。

明日はコース途中から見える風景でも。


都会のオリオン座

2009年09月24日 | 写真

Photo

年寄りなもんですから、午前2時頃トイレに起きたら南東の空にオリオン座が。

Nikon D90 を引っ張り出してズームの16mmで一枚パチリ。

私の住む所から南東の方角は札幌市の中心部、午前2時とは言えメチャ明るいのです。

多少レタッチはしてありますが、なんとか写りました。

10枚程連続撮影したので、暇になったらコンポジットしてみたいと思います。

明日からはチョイと道南の狩場山へ行きます。

山とキャンプとビールと温泉、年寄りの楽しみはこんなモンです。


手稲山北尾根コース散歩

2009年09月23日 | 野歩き山歩き

Photo

今日は朝から快晴、手稲本町入口から北尾根・研修センター・車道を下って

旧道経由で入り口へ戻る11.4kmのコースです。

散歩と言うにはちと腹の減る行程だが、ブラリブラリと4時間かけて暇つぶしです。

Photo_2

花の季節は終わり、紅葉にはまだ早い中途半端な時期なのですが、

気の早いカエデを撮ってみました。

Photo_3

春先にはカメラを向ける前に手の出るタランボ(タラノキ)ですが、程よく黄葉し実を付けていた。

Photo_4

ススキの穂も出そろったが、手稲山はまだまだ紅葉には早い。

Photo_5

これがアカバナの名の由来、花が赤いからではなく赤く紅葉するから。

Photo_6

足下では小さなキノコがニョキニョキと枯れ葉を突き破って顔を出す。

森の生態系を底辺で支えている植物です。


実りの秋です

2009年09月22日 | 今日の雑感雑記

コンデジ持ってぶらりと近所の公園を散歩です。

Photo

公園の花壇のベゴニア、中国原産のシュウカイドウが原種。

八重山諸島には同属のコウトウシュウカイドウとマルヤマシュウカイドウが自生している。

森の中へ入って行けば結構咲いている。この花は酸味が有って美味しいのだ。

Photo_2

スーパーへ行ったらもう生栗を売っていた。

現在マロングラッセの材料は栗の実だが、本来はマロニエの実(トチの実)だったんだって。

Photo_3

弓の材料として用いられたため「真弓」と呼ばれる。

綺麗な色をした実だが、毒が有るため食べられないそうだ。

綺麗な物(女性?)には往々にして棘や毒が有ったりして、気おつけなきゃ。

Photo_4

イチイ(一位)別名アララギ、北海道ではアイヌ語由来のオンコ。

子供の頃はよくこの実を食べたな、中の種を間違って噛んでしまうとメチャ渋かった。

タキシンというアルカロイドが含まれているそうで、よく死ななかったなぁ。

Photo_5

ホオズキの実も子供の頃よく食べた。食用ホオズキが有るくらいだから安心して食べられる。

綺麗な秋の風物も、結局は食い物の話しに成ってしまう、俗人ですなぁ。


Nikon D90 で赤外写真・・・ダメでした

2009年09月21日 | 写真

Nikon D90 にIR94フイルターを付けて赤外線写真を試みたのですが、ダメでした。

どうやらD90の撮像素子には赤外線カットフイルターが内蔵されている様です。

カメラメーカー各社への要望ですが、仕様書に赤外線カットフイルターの有無を記載してほしい。

Photo_5

これは入門機種 PENTAX *ist DL2 にIR94を付けて撮った赤外線写真です。

石狩湾の向こうの山々は、暑寒別の山並みです。

こうなれば入門機種と言えども ist DL2 もなかなか捨てがたい機材ですね。

ハイテクが進み過ぎると融通が利かなくなる、カメラに限らず昨今の風潮です。

人間が機械を使うのではなく、機械に使われている様な気がします。

でももうフイルムカメラには戻れませんね、特にビンボー人には。


この花何の花・・・誰か教えて

2009年09月21日 | 野の花山の花

昨日小樽の塩谷丸山で撮ってきたこの花、調べたのですが分かりませんでした。

見逃している可能性も有りますが「北海道の野の花 1131種」北海道新聞社と

「日本の野草 1534種」山と渓谷社を一ページずつ捲っても載っていませんでした。

草丈は50cm~100cm程、道端にごく普通に生えていた。

Photo

先端が折れているが、全体の立ち姿です。

Photo_2

花の部分。

Photo_3

花の拡大。

Photo_4

別の場所に生えていた蕾の状態です。  


今日は塩谷丸山へ

2009年09月20日 | 野歩き山歩き

Photo

小樽の塩谷丸山は今年5月下旬に行ったきり、二回目です。

連休で天気も上々、老若男女大勢が登ってきました。

下山時すれ違いに「こんにちわ」 「おつかれさん」等の挨拶は良いのですが、

「頂上まで後どれくらいですか?」と聞かれれば、相手によっては困ってしまいます。

「矢でも鉄砲でも持ってこい」みたいな若者も居れば、杖をついたヨボヨボのご老人も居ます。

相手の顔を見ながら「そうですね、後一時間ぐらいですか」とか「一時間半はかかるかな」

などと計算をしながら答えなければならないのです。それがまた山の面白いとこです。

Photo_2

今時こんな花が咲いていました。今日は図鑑調べるのめんどくさいので、明日にでも。