私の頭の天辺同様、裏山の山肌もスカスカに成ってきた。春夏秋頭・・・なんちゃって。
昨日午後から、奄美大島の豪雨被害の様子が画像入りで報道される様になってきた。
それまでは、行きゃぁ何とかなるだろう、なんて高をくくっていたが、やっぱし中止です。
名瀬のホテルへキャンセルの電話入れたら「これからは復旧工事で観光どころではない」と言われた。
宇検村と住用町にも宿泊予約してあったが、こちらは電話がつながらず。
今回被害が最も大きいと伝えられている住用とはこんな所です。
住用川と役勝川が合流するデルタ地帯には、西表島に次ぐ面積のマングローブ林がある。
ここを見に行くのも目的の1つだったのだが、予約した宿もマングローブ林も土砂の下敷きかな。
アメリカオニアザミ、花も派手なら実も派手です。
明日からトカラ列島の宝島経由で奄美大島へ行ってきます。
ところがドッコイ!奄美大島は秋雨前線の大雨でエライ事になっているみたい。
無事たどり着けるか?上陸できても島内で身動き取れるか?道路がズタズタらしい。
そもそも明日のフェリーとしまは運航するんだろうか?鹿児島まで行ってみなきゃ解らないね。
奄美大島の状況はニュースで流れてくるが、トカラ列島はどうなっているんだろう?
島ごと無くなっていたりして・・・・そんな事ないか。
変更のきかない安い航空券買うからこんな事になるのです。貧乏人はいやですね。
どうやら今回は、刺激の有る旅になりそうです。いってきまぁ~す。
早くも10月下旬、世の中の草木が段々黄昏れ色に成ってくると、この様な色鮮やかな物を
探してでも目を向ける。
我が人生もそろそろ黄昏れ時期なんだから、今あるがままの風景を受け容れれば良いものを、
ヨ~スルに人生の修行が足らんのである。
60年間無駄飯を食ってきたと言っても良いが、其処まで考えると日々の飯が不味くなるのだ。
ある本のエッセイに「六十才に成ったとき、老指圧師から『六十代に慣れるのに二、三年は
かかりますよ』と言われた」とあった。
頭の中味は四十代、五十代のままなんだが、身体は年齢相応に老化する。
心身のバランスが取れるまで二、三年はかかるということらしい。バカ人間は今まさにその時。
枯れ野の風景も撮ってあるのだが、だからどうしたの?てな写真にしかならない。
では後二、三年経ったらまともな写真撮れるかと言えば、そう言う物でもないらしい。
おこがましいが、つま先ぐらいは西行・芭蕉・山頭火などの世界に入ってみるのも良さそうだ。
こんな事若い頃は露程も考えた事無いのに、バカ人間も年ですなぁ。