人外花境

暇人の何でも自然観察日記

主に野歩き山歩き.たまに旅歩きの写真ブログ

廃止ローカル線の旅・渡島知内駅・重内駅

2006年09月28日 | 写真

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 松前線 渡島知内駅

 所在地(当時):渡島国 上磯郡 知内村

 開 駅:昭和十二年十月十二日

 駅名起源:アイヌ語「チリ・オチ」(鳥の群棲する所)から転訛したもので、昔この付近に鷹の名所が有ったと いわれている。東北本線に同音の駅が有るので国名「渡島」を付けた。

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 松前線 重内駅

 データ無し


廃止ローカル線の旅・森越駅

2006年09月27日 | 写真

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 国鉄松前線は、北海道渡島半島の木古内と松前を結ぶ50.8kmの路線であったが、1988年に廃止された。

松前線 森越駅

所在地(当時):渡島国 上渡郡 知内村

開 駅:昭和十二年十月十二日

駅名起源:アイヌ語「モ・ルクシ」(子なる・路)から転訛したものではないかと思われる。


ハマナス

2006年09月25日 | 写真

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 今日は数年ぶりに石狩浜へ行ってみた。変わらぬ風景ではあるが、ハマナスの実が最盛期。ここは海浜植 物の保護区で取ってはいけないみたい。花の蕾を陰干ししたものは、マイカイカ(ワープロでは漢字が出ない) と言う漢方薬に成るらしい。薬効は肝臓や胃の痛み、月経不順、リユーマチ、打撲傷に用いる、とある。果実は ビタミンCが豊富で、ジャムや薬用酒にする。肝臓に自覚症状が出たら、漢方薬ごときでは治らないと思うが、 ご自愛の程。


オコタンペ湖

2006年09月24日 | 写真

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 支笏カルデラ側火山恵庭岳(1319.7m)の北西山麓に有るオコタンペ湖。北海道三大秘湖の一つ(と言われ ているらしい)、二つ目は雌阿寒岳山麓のオンネトー湖(だったと思う)、三つ目は知らん。

 周囲を一周してみたいが、クマの気配が濃厚なので躊躇している。北海道は如何なる山奥と言えども、必ず やアイヌ語の地名が有る。と言うことは、彼らは実際に其処まで行っている訳で、偉大なる狩猟民族であると同 時に偉大なる登山家でも有った事になる。大雪山はカムイミンタラ(神々の遊ぶ庭)、あんな所まで行かなくて も、当時はクマやシカなんて近くに幾らでも居たと思うが?何しに行ったんだろう。


源流

2006年09月21日 | 写真

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 別に意味は無いんですが、ただこんな風景っていいなぁ~と思います。あっそれ、そこの貴方、考えちゃダメ ですよ、尺イワナが居るんじゃないかとか、冷たくて美味しいんじゃないかとか、エヒノコックスが心配だとか。 まし てや、○○の天然水と称してペットボトルに詰めて売り出そうとか、そんな事を考えてはいけません。ただ 我が身 を其処に置いて、感性の赴くまま其処に居れば良いのです。では、そう言うお前はどうなんだと言われ れば、聞く んじゃない!考えたからこんな事書いたんじゃないか。仙人には成れんなぁ~。


コックリ湖名前の由来

2006年09月19日 | 写真

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 先日ご紹介した蘭越町のコックリ湖なんですが、名前の由来が気になって夜も寝られません(ウソです)。ネ ットはもちろんの事、古い山の本などを調べたのですが何処にも載っていませんでした。誰か知っている人居り ましたらお知らせ下さい。やはり気になるものですから。


破局噴火

2006年09月18日 | 写真

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 今日の朝日新聞に「破局噴火・周囲の生物全滅/火山灰は全国へ」なる記事が載っていた。過去12万年間 (後期更新世)の巨大噴火の実例として、屈斜路・摩周・支笏・洞爺・阿蘇・姶良・阿多・鬼界が上げられてい る。約一万年前に噴火した鬼界カルデラ噴火では、南九州一帯に住んでいた縄文人が全滅したであろうと言 われている。

 この写真は魚川上流?(だったと記憶しているが)の支笏火砕流堆積物です。中に亜円礫がレンズ状に挟 まっている。おそらく河床礫だったのでしょう。左右の地層のつながりから、二次堆積物ではないことは確か。火 砕流に巻き込まれ、いっしょに流され運搬されて堆積したものでしょう。探せばもっと大規模なものが有るかも 知れませんが、これだけ見ても破局噴火のすさまじさが想像されます。

 破局噴火についてもっと知りたい方は、日経サイエンス2006.09号「スーパーボルケーノ超巨大噴火の脅 威」をお読み下さい。