人外花境

暇人の何でも自然観察日記

主に野歩き山歩き.たまに旅歩きの写真ブログ

汗と涙と酒の味

2010年08月30日 | 今日の雑感雑記

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夕焼けが綺麗に見えるってことは、西の方に雲が無いってことであり、

日本海に高気圧がドーンと居るのであって、北海道の本日の最高気温32度だって・・・汗。

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北海道駒ヶ岳の登山が解禁になったそうなので、山仲間に現地集合とおふれを回した。

関係市町村のHPで登山(入山)届け出の内容を確認したら・・・・な!な!なんと!

「登山(入山)届出は、登山(入山)3日前までに」

「森町・鹿部町・函館市・七飯町の防災担当窓口へ提出してください」

「登山当日は届け出書の控えを用意し、管理人の確認を受けて下さい」だって。

届け出の趣旨を良く読んでみたのですが、メールやファックスでも何ら問題無いはず。

その他にも入山出来る日時に制限が有り、地方在住の人は来ないで下さい、

と言っているに等しい、まったく役人のやることはこんなもんだ。

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結局登山(入山)届けの提出はかなわず、涙ながらに温泉旅館でしこたま酒飲んで

帰ってきただけでお終い。

日の傾きも大きくなり、旅館の床の間にも日が射す様に成った昨今ですが、暑いですなぁ~汗。


緑の天蓋と林床の幽霊

2010年08月27日 | 写真

今日も暇なカメラお爺さんは裏山へ柴刈りに・・・・じゃなくて写真撮りに出かけましたとさ。

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花の季節も終わり、足下見てもシダの葉っぱぐらいしか生えていません。

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しかたがないので頭上を見上げれば、やはり木の葉っぱしか有りません。

それにしても夏の盛りだと言うのに、ここの森は暗いなぁ。

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大木の下から見上げれば、緑の天蓋とでも申しましょうか、空も見えません。

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また足下に目をやれば、林床の幽霊 ギンリョウソウモドキ が生えていた。


夏っぽい写真です

2010年08月26日 | 写真

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新川は札幌市内を流れ下る都市河川で、ほとんどドブ川状態であるが

暑つけりゃそれでも行ってみたくなる。

写真に撮ってしまえば清流なのかドブ川なのか区別がつかない、これを「写真のワナ」と言う。

報道写真は記事と一緒に掲載されるので、この写真はこの様な状況を撮ったのか、

と思ってしまうが実態は全く逆って事も有るので注意しましょう。

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暑そうな夏雲を撮ったつもりなのですが、実際暑かった。

今時本州各地で見られる様な、モクモクとした入道雲は北海道ではめったに見られない。

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ガガイモの花、ガガとは方言でコガミ(スッポン)が変化したもので、葉の形が甲羅に似ていて、

いも(地下茎)をもつことから名付けられた・・・・と図鑑に書いてあった。

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日中に咲く朝顔だからヒルガオ、ではアサガオを調べてみたらヒルガオ科の園芸種とある。

その他アサガオみたいな顔つきした花は全てヒルガオ科であり、

正しくは「朝に咲くヒルガオだからアサガオ」と書くべきだ。

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暑さにめげずパークゴルフに勤しむオジサン・オバサン+α年代の人々、

この年代の人達はパワー有るよなぁ~。


気分だけでも秋の風物

2010年08月25日 | 写真

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8月23日は処暑、暦の上ではそろそろ暑さも和らぐ頃なんだが、世の中まだまだ暑い。

でも自然の営みは正直なもので、それとなく秋の気配を感ずる。

夜空も澄み渡って、星空の輝きが一段と増す頃です。

8月17日  22時03分  層雲峡 国設キャンプ場にて

Nikon  D90  F 4.5  52秒露光 ISO2500

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日の傾きが大きくなり、ポプラ並木の影も長く成ってきた。

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コスモスは秋桜とも書くためか、何となく秋を連想させる花である。

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9月22日は十五夜で中秋の名月。

月見にはススキに団子と相場が決まっているせいか、秋を思わせる風物です。


石狩浜は秋景色

2010年08月23日 | 写真

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午後3時、札幌地方久しぶりに強い雨が降ってきた。でも蒸し暑いのは変わらず。

人間の世は毎日毎日暑くて暑くて夏真っ盛りの感なんだが、石狩浜へ行ってみたら

ススキの穂も出そろい何やら秋の雰囲気が漂う。

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まだしぶとく咲いているハマナスの花も有るが・・・・。

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ススキの原に赤い実がパラパラと、ほとんどが真っ赤に熟している。

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近くで見れば美味しそうであるが、まだ食べたことない。

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ウンラン(海蘭)と言ってもゴマノハグサ科、少しだけ咲き残っていた。


真夏のスバル

2010年08月22日 | 今日の雑感雑記

北海道の冬は地獄だが、夏はそこそこに暑く涼しく本州と比べれば天国のはずだった。

今年の北海道は6月下旬からずーっと炎熱地獄、これじゃ一年中地獄だ。

涼しい所へ逃げ出そうにも、1000mクラスの山だと気温は平地と変わらず。

かといって、年寄りが気軽に行ける2000mクラスの山は数が限られるし。

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先日層雲峡のキャンプ場で撮った星空。

午前3時半頃、白み始めた東の空から牡牛座とスバルが昇ってきた。

冬の星座であり、山の中とは言え午前3時半はさすがに涼しい。

場所的に涼しい所が無理ならば、夜の世界へと逃げ出すしかないか。

年寄りの夜遊び、これはこれで根性と体力を要するのだが。


大雪山今時の高山植物

2010年08月20日 | 野の花山の花

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下界は30度でも黒岳7合目登山口の気温は13度、頂上は11度でした。

さすが標高2000m、風が吹けば寒かった。

ビジターセンターの話では、雪解けが遅かった割に6月の高温で高山植物の花が

一気に開花してしまった、今年は変な年と言っていました。

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桂月岳(1938m)を背景に咲くチングルマの花。

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花が残っているのはごく僅かで、ほとんどは果期でした。とがった山は烏帽子岳(2072m)。

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僅かに咲き残ったコマクサの花、さびしいなぁ~。

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エゾノツガザクラも少しだけ咲いていた。

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タカネトウウチソウ

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エゾウサギギク

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ウスユキトウヒレン

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ウラシマツツジの中にコケモモとガンコウランが埋もれていた。

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ウラシマツツジが紅葉を始めた。一ヶ月後には雪が降るのだ。


北鎮岳からの風景

2010年08月19日 | 野歩き山歩き

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一昨年お鉢平めぐりをした時、なぜか北鎮岳へは登らずに帰ってきた。

おそらく時間的にも体力的にも余裕が無かったのだろう。

以来、旭岳(2290m)に次ぐ北海道第二の高峰北鎮岳(2244m)が気になって、

夜も寝られないので昨日行ってきた。

黒岳頂上からの眺め、お鉢平の右側の雪渓がペタペタ貼り付いているのが北鎮岳。

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2020m付近のカルデラ壁上から北鎮岳を見上げる。

今年は雪解けが遅く、左側のルート上の雪渓はつい最近までピッケルとアイゼンが

無ければ通過出来なかったそうです(ビジターセンターの人の話)。

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北鎮分岐から見上げる。

旭岳や白雲岳などの、お鉢平周辺に数あるポコの1つで特に面白い山ではない。

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黒岳7合目登山口を6時40分に出発して、頂上にたどり着いたのが10時30分、

3時間50分もかかってしまった。年じゃのぉ~。

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さて、気を取り直して頂上からの眺めをじっくりと楽しみましょう。

今来し方向の黒岳と雲ノ平、此処から見れば何故に黒岳と言うのか良く解る。

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お鉢平の全景、直径2.0kmのクレーター、右端が旭岳、左の黒い山が白雲岳。

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間宮岳(2185m)熊ヶ岳(2210m)後旭岳(2216m)旭岳(2290m)と

左端遠くにトムラウシ山(2141m)が見える。

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旭岳と裾合平、中岳温泉はどの辺りかと眺めてみたが良く解らなかった。

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カルデラ壁越しにトムラウシ山、たしかに遙かなる山でありますな。

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右から愛別岳(2112m)比布岳(2197m)安足間岳(2194m)、ここも行ってみたいな。