春になると落ち葉の下からいろいろな植物が芽吹いてきます、ズダヤクシュの若葉です。
紫八染と書いてムラサキヤシオと読みます、山では春一番に咲く花。
5月23日の夕刻西の空に月と金星、夜のとばりってどの辺なんでしょう、月の上でしょうか下でしょうか。
裏山へ行った時、何時も此処から海を眺めています、海と空の向こうには何も無い、何も無いのが良い。
スミレの花は種類が多くて名前が分からない、これはタチツボスミレ?
ツボスミレ(ニヨイスミレ)でしょうか、小さなスミレの花です。
オオハナウドの花の下に居たのはトラフシジミかな、後翅の一部が欠けていた。
天気が良いので手稲山へ行ってきた、頂上からの何時もの風景、今日はお客さんが多い。
定山渓天狗岳(1144m)とその向こうに羊蹄山(1898m)今日はスッキリと見える。
遥か向こうに大雪山系の山々、直線距離で150km以外と近い。
大雪山系に源流を持つ石狩川が濁った雪解け水を吐き出していた。
残雪の向こうに青い海、ダケカンバも深緑、今が一番良い時期かも。
オオカメノキが咲きだした。
コヨウラクツツジも咲きだした。
ムラサキヤシオツツジは中腹では満開だった。
ツバメオモトはまだ蕾でした。
暇な年寄りは山でオニギリ食って帰ってきた、本日の行動以上お終い。
先日裏山でレンプクソウの群落(とは言っても5m×5mぐらいですが)を見つけました。
ここ数年見かけなかったので絶滅してしまったのではないかと心配していた所です。
レンプクソウ(連福草)は、レンプクソウ科レンプクソウ属の一属一種の多年草で、
この植物が絶滅すれば、一つの科が無くなることを意味します。
レンプクソウは、雪解け直後のこんな所で花を咲かせていました。
草丈が5cmにも満たない小さな植物なので、他の植物が成長してくれば隠れて見えなくなってしまう。
雪解け直後の短い期間だけ発見のチャンスが有るというわけです。
もっとも、草の根を分けてでも探してやろうという根性が有れば別ですが。
昨日は石狩湾で発生した霧が流れ込む移流霧に街が覆われていました。
5月下旬から6月にかけては、山に霧がかかり頂上からは雲海が見られる様になります。
水辺に咲く花エゾノリュウキンカ、谷地蕗と言って春一番の山菜です。
オオアマドコロもこんなに大きくなっていた、小さな新芽も春の山菜です。
というわけで、エゾノリュウキンカはお浸しで、オオアマドコロはマヨネーズ和えで食べました。
ツルアジサイの若葉も食べられるそうですが、あまり食欲が湧かないな。
手稲山(1023m)の上の方にはまだ雪が残っているが、中腹は新緑の季節だ。
中腹のゲレンデにシラネアオイが咲き始めた、ほぼ例年どうりの開花。
キンポウゲ科シラネアオイ(白根葵)、わりとありふれた山野草だが花が大きくて奇麗。
まだ咲き始めたばかりだが、これから標高の高い所に向かって咲き進む。
これからが野歩き山歩きの楽しい季節、山野草の開花を追って頂上へ向かう。
石狩川河口へ行ってみた、現在石狩灯台は原野の中に立っているが、かってはこの辺りが河口だった。
雪解けの早い所だが、やはり咲いているのはハマハタザオの花だけ。
背景は石狩川、北海道一の大河だがこの付近の川幅は意外と狭い。
アブラナ科ハマハタザオ、日本全国の海岸の砂地に分布する。
「春の小川」的風景、手稲山の雪も消えかかってきた、そろそろ様子を見に行ってこようかな。
今の時期はヒメオドリコソウが群生して道端が一面ピンク色に染まる。
ヒメオドリコソウとオオイヌノフグリが混生している、北海道も春です。
海へ行ってみたらハマハタザオが咲いていた、これからは色々な海浜植物が一斉に咲きだす。
生き物の気配の無い海ですが、砂浜に打ち上げられた貝殻です。
そろそろ春真っ盛りだが、今日は寒いので暖房付けています。
新緑の季節、森の中はまだ明るい。
ツゲ科の常緑低木フッキソウの雌花と雄花。
フッキソウの実に付いた二つの突起、二裂した柱頭の名残だったんだ。
レンプクソウ(連福草)、いかにも弱々しい小さな花、裏山の道端で見つけた。
ヒトリシズカも沢山集まるとにぎやかだ。
クルマバソウも咲き始めた。
カキドウシももう咲いていた、早春の花は咲きだすと早い。
ニリンソウとエンレイソウ、春先競うように咲き始める。
さすがにクサノオウはまだ蕾だった。